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2021年12月1日~24日、銀座・G735ギャラリーにてMoecoの個展が開催中だ。

チョークアートに魅了され、「芸能人の一趣味で終わらせたくない、プロのアーティストとして絵を描きたい!」という想いに突き動かされたMoeco。アートを学ぶためニューヨークへ留学、その後チョークアートの本場、オーストラリアのゴールドコーストに留学するなど、Moecoは一貫してチョークアートにこだわり続けてきた。

Moecoは誰もが知る名画や有名人など、既存のイメージをしばしば取り入れ、そのイメージが持つ意味を大胆に変容させるシミュレーショニズムの素地を持つアーティストである。その批評精神は、アカデミックな技法に飽き足らず、元はイギリスのパブ文化から誕生し、グラフィティアートやストリートアートとの親和性が高いチョークアーティストとしての道を選んだことにも共通する。

Moecoが制作する際に最も重要視するのは「肌(指先)を通した作品との一体感」である。彼女は愛するもの、強く関心をよせるものたちをブラックボードに専用のチョークで描き、体温を含んだ指先で丹念になぞり、なじませ、繊細な変化をつけていく。Moecoに文字通り「触れられた」作品は限りない優美さを持つが、同時に妖艶な色香とほの暗い闇を喚起させる。それは有名女優たち、花や金魚など、その美しさを採り上げるのみならず、彼らの持つ内面や背景のダークサイドに立ち入り、指先という肉体の一部を通して画面に昇華させるMoeco独特の親密な表現からくるものだ。その親密さは、虚像(イメージ)と実像、光と闇を官能的に、そして矛盾することなく立ち上がらせ、豊かな色彩表現をもって観るものを圧倒する。ここにシミュレーショニズムの流れに自律的に沿いつつ、モチーフそのものの存在を尊重し愛情を注ぐ彼女ならではの姿勢を見て取れる。

Moecoの作品は、引用やサンプリングといったクールな現代美術の文脈に在りながらも、その指先から丁寧に紡ぎだされた真摯な激しさ、熱さを包有する。彼女の作品を観るものは、溢れんばかりの色香をたたえた絵画空間の濃密さに魅了されずにはいられないのだ。

開催概要

開催日:2021年12月1日(水)~2021年12月24日(金)
時間:11:00~19:00
休館日:火曜日
会場:東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビル1FG735ギャラリー

詳細はこちら

『ONBEAT vol.15』ではMoecoの作品を掲載中!