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vol.15では庵野秀明展と刀剣×浮世絵展と千住博を大特集

《インタビュー》庵野秀明展

総監督を務めた最新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が興行収入100億円を越える大ヒットとなった庵野秀明。
その活動の軌跡を膨大な資料とともにたどる世界初の展覧会「庵野秀明展」が国立新美術館で開催中だ。
同展ならびに庵野秀明を語る上でキーパーソンとなる特定非営利法人アニメ特撮アーカイブ機構(ATAC)の副理事長でアニメ・特撮研究家の氷川竜介氏と同機構の事務局長で株式会社カラーの三好寛氏へのインタビューと、ONBEATによる展覧会レポートを通じて、同展の見どころを紹介するとともに、庵野秀明の創作の秘密を探る。

《インタビュー》刀剣×浮世絵展

ボストン美術館所蔵の刀剣や武者絵を通じて、人々が憧れた英雄たち(THE HEROES)の活躍を紹介する展覧会として、森アーツセンターギャラリーで来年開催される「THE HEROES 刀剣✖浮世絵 」展。
ボストン美術館の歌川国貞、歌川国芳、歌川広重などの浮世絵や、最古の名刀・安綱などの刀剣に加え、太刀「薄緑(膝丸)」など国内作品も展示される同展の見どころについて、同展浮世絵パートを担当した岩切友里子氏に独占インタビュー。

《インタビュー》千住博 

「イサム・ノグチ賞」や「日米特別功労賞」、「第77回恩寵賞、日本芸術院賞」を受賞するなど、国内外での評価が高まり続ける千住博
画業40年を超え、今何を思うのか。
“空海と同行二人で描いた絵だと思った”と振り返る「高野山金剛峯寺障屏画 瀧図、崖図」や、新たに発表した「水の記憶」シリーズなどとともに、“日本画のルネサンスでありたい”と日本画の可能性を開拓し続ける千住博の創造の秘密に迫る。

《連載》落合陽一の視線

多彩な顔を持つメディアアーティスト・落合陽一の世界を、本人の言葉や作品で紐解いていく連載。
第五回は、パンデミックにより“人と人との距離が離れたことで、逆に人に関する表現に興味を持った”と語る落合が、新たに「裸性と身体性」をテーマに取り組んだヌード表現について独占インタビュー。
また日本フィルハーモニー交響楽団との合同プロジェクト『醸化する音楽会』についても紹介する。

《連載》高橋龍太郎のニッポン現代アートの価値

草間彌生、村上隆、奈良美智らの、後に代表作となった貴重な初期作品などをコレクションし、現代アート界の目利きとして名高い高橋龍太郎による連載。
第五回は、高橋龍太郎コレクションの中でも重要な位置を占め、高橋本人の人生にも大きな影響を与えた“戦い続ける芸術家” 草間彌生の世界を、高橋の解説とともに紹介。

《連載》長谷川祐子

国内外のビエンナーレや美術館で数々の企画を成功に導いてきたキュレーター・長谷川祐子が、アートを切り口に複合的なトピックを掘り下げる連載。
第三回は、今年、金沢21世紀美術館の館長に就任した長谷川が、同館が示すアートの未来のビジョンともいえる「アートと新しいエコロジー」を語る。そのプロジェクトの一つとして来春、東京藝術大学大学美術館で開催される「アートと新しいエコロジー:プロローグ展」についてAki Inomata、小野寛志、スプツニ子!×西澤知美、Keiken、HATRA/Synflux、Thijs Biersteker+Stefano Mancuso、Revital Cohen & Tuur van Balenの出展作品とともに紹介する。

《連載》赤塚佳仁

『バベル』『キルビル』など著名なハリウッド映画作品の美術にも携わり、ハリウッドのアカデミー会員でもある映画美術監督の赤塚佳仁が、映画における美術監督の仕事に迫るべく、日本映画界注目の美術監督たちにインタビューを行う連載企画がスタート。
記念すべき第一回は『バクマン。』(大根仁監督)と『怒り』(李相日監督)で日本アカデミー賞優秀美術賞を受賞し、Netflix配信の話題作『全裸監督2』(武正晴監督)や『ラストレター』(岩井俊二監督)の美術も手掛けた都築雄二を紹介。

《特集》小松美羽

2021年8月株式会社デジタルガレージが主宰した「THE NEW CONTEXT CONFERENCE 2021 TOKYO」において、新作《Next Mandala~魂の故郷》を初披露し、スピーカーとしても登壇したアーティスト・小松美羽
「人類と地球環境の調和」をテーマに語られた小松のスピーチを通して、小松美羽のアーティスト像に迫る。

《インタビュー》武邑光裕

NY、LA、そして現在はベルリンと、創発的にイノベーションを生み出す「シーニアス」に常に身を置き、世界の情報を読み解き続けてきたメディア美学者・武邑光裕
そんな武邑だからこそ感じる、今の日本の状況に対する“恐怖”と、その状況を打開する方法として日本人が取り戻すべき「間」の概念について独占インタビューで語った。

《特集》岡﨑龍之祐

広島に生まれ「祈り」をテーマにシンメトリックな造形を手がける、ファッションデザイナー岡崎龍之祐に迫る。
故高田賢三が立ち上げた「起き上がりこぼしプロジェクト」との出会いから、現在のテーマや制作手法へ移った経緯や意識を中心に第69回東京藝術大学卒業・修了制作展で「買い上げ賞」を受賞したドレス《JOMONJOMON》などを紹介。

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