京都市京セラ美術館「京都の美術 250年の夢」

曾我蕭白《群仙図屏風》右隻 1764 年 文化庁蔵 重要文化財

新型コロナウイルス感染拡大防止のため開幕を延期していた、京都市京セラ美術館開館記念展「京都の美術 250年の夢 第1部~第3部 総集編 -江戸から現代へ-」が会期・展示内容等を再構成し、10月10日より開催決定。
同展では、日本文化の伝統と創造の中心地である京都が誇る美術の中でも、江戸から明治、昭和、そして現代まで約250年間の京都の美術を彩った名品を、かつてない規模で全国から集めて、総合的に紹介する。当初は4月18日より3部構成で実施予定だったが、会期変更に伴い、総集編として再構成。第1部から第3部に出品予定であった作品の中からさらに厳選し、改めて「京都の美術 250年の夢」を展望できる内容となっている。

◆主要作家等
1.江戸から明治へ
与謝蕪村/伊藤若冲/曾我蕭白/円山応挙/呉春/長沢芦雪/富岡鉄齋/
菊池芳文/山元春挙/田村宗立/浅井忠/奥田穎川/(三代)清風與平 など

2.明治から昭和へ
竹内栖鳳/上村松園/菊池契月/橋本関雪/土田麦僊/小野竹喬/中村大三郎/福田平八郎/堂本印象/
梅原龍三郎/安井曾太郎/神坂雪佳/(五代)清水六兵衞/河井寛次郎 など

3.戦後から現代へ
堂本印象/山口華楊/上村松篁/須田国太郎/北脇昇/堀内正和/小清水 漸/
富本憲吉/八木一夫/森村泰昌/やなぎみわ/伊庭靖子 など

◆開催概要
開催日:
「最初の一歩:コレクションの原点」2020年6月2日(木)~9月6日(日)
「第1部-第3部 総集編」前期:2020年10月10日(土)〜11月8日(日)、後期:2020年11月10日(火)〜12月6日(日)

開館時間:10:00~18:00(最終入館は30分前まで)

休館日 : 月曜日 (祝日を除く)
住所:京都市左京区岡崎円勝寺町124 京都市京セラ美術館 本館 北回廊1階、2階

電話:075-771-4334
当日入館料:一般1,600円、大学・高校生1,200円、中学生以下無料

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京都市京セラ美術館 掲載号『ONBEAT vol.12』

『ONBEAT vol.12』では、同展の見所のほか、同館のリニューアルオープンを記念し開催中の「杉本博司 瑠璃の浄土」や、来年開催予定の「THE ドラえもん展 KYOTO 2020」「アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO」で展示される作品や見所について、同館リニューアル準備室ゼネラルマネージャー高橋信也氏や同館副館長 川口伸太郎氏へのインタビューとともに、大型図版画像で紹介。