旅を通じて日本のものづくりの伝統と職人のコミュニティの継続をサポートし、日本の地方におけるコミュニティの再生を支援する株式会社DENTOが、特定非営利活動法人DENTOを通じて、日本の伝統工芸の担い手を奨励、支援することを目的とした伝統工芸支援プログラムを実施します。応募期間は2024年5月8日(水)~6月30日(日)まで。

 

「DENTO 伝燈」の活動

「日本には職人たちが長い年月をかけて育んできた、世界に誇る伝統工芸の文化があります。しかしながら近年の生活様式の変化によってその需要は大きく失われ、後継者不足もあって、今その存続が危機にさらされています。私たちは、この日本の伝統工芸の文化を今一度活性化させ、未来に継承していくことを目的として、この度株式会社DENTO(京都市右京区、代表取締役アヴィ・ルガシ)を設立し、特別な旅行体験を求める海外の富裕層インバウンド観光客向けにユニークな体験を提案する事業「DENTO伝燈」を展開することと致しました。これにより、旅行者は伝統工芸職人たちに直接触れることができると共に、その商品を購入することによって職人たちを支える活動に参加することにもなります。こうした社会貢献の要素を含むサポートツーリズムを通じて集まった旅行者からの志を原資に、特定非営利活動法人DENTOを通じて日本の伝統工芸の担い手を奨励、支援することを目的に下記の支援プログラムを実施します。」

伝統工芸支援プログラム

(i) 若手職人支援(弟子育成)プログラム
次世代の職人・作家を受け入れ伝統技術を継承していくことに意欲がある法人・個人・団体(任意団体を含む)を対象とした支援プログラム。
支援金額:月額上限15万円×最長12カ月、最大180万円
支援枠:1件

(ii) DENTOアワーズ
アワード①(商品・作品)
伝統工芸に関わる法人・個人・団体等による「次世代の工芸」に相応しい商品・作品を支援。
支援金額:
一般工芸品部門(工芸種別の制限なし)30万円
京都の伝統工芸品部門(京都市指定の伝統工芸産業74品目に限る)30万円
支援枠:各部門1件

(iii) 特別支援プログラム 能登半島地震被災伝統工芸団体に対する支援
令和6年能登半島地震で被災された伝統工芸品産地組合、団体等を支援予定。
支援予定金額:総額200万円程度

応募概要は以下から確認いただけます。

株式会社DENTO、NPO法人DENTO 役員紹介

株式会社日本の窓 代表
アヴィ・ルガシ

元エルメスパリ本社副社長・シナリーインターナショナル代表
齋藤峰明

株式会社日吉屋・株式会社TCI研究所 代表
西堀耕太郎