2021年9月29日~10月5日あべのハルカス近鉄本店にて、村田好謙展「~光・水・風・そして生命~ 村田好謙の世界」が開催中だ。

現代の漆芸をけん引する作家の一人・村田好謙は、京都の高校の美術専門課程に進んで漆を専攻し、弱冠20歳で日展に初入選した後、京都市芸術新人賞や内閣総理大臣賞など名だたる賞を受賞。

かつて日用品から武具に至るまでさまざまな道具に施されていた漆芸。

この日本古来の伝統技法を用いて、現代の住空間にも見合う作品を村田好謙は創造している。

本展は水・風の揺らめきや陽光の煌めきなど、自然界のさまざまな現象から着想を得て、生命の神秘と輝きを平面や立体造形で表現。

和紙をちぎって漆で固めたり南極の砂を用いたりなど、繊細な蒔絵や煌びやかな螺鈿と共に独自の手法を駆使し、さまざまな素材を取り入れながら斬新な作品を生み出している。

本展では新たな表現を模索し続ける村田好謙の世界が見られるだろう。

開催概要

開催日:2021年09月29日(水)~10月5日(火) ※最終日は16:00閉場
会場:あべのハルカス近鉄本店 タワー館11階(美術画廊)
住所:大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43
問い合わせ:06-6624-1111(代表)

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