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・サイズ 30.0×24.0cm
・素材  板パネルに油彩
・制作年 2021
・価格  ¥66,000+tax

黒い聖母は、太古地母神信仰の流れを汲む黒い女神であり、世界各地の聖堂や修道院に存在する。
元はキリスト教以前から存在した原始宗教の1つである。
色の黒い理由は様々であるが一説には異教徒的な面も持ち合わせており、私はその謎に満ちた存在に心惹かれた。
人間の創りだした信仰対象の偶像の前に、人々が祈ることでその神聖な領域に自らも触れようとするように、私は描く事でその神性に触れようとする。
黒いマリアを描く事は私にとって、”浄化されながら描く感覚”が生じるという事でライフワークである。
描くたびに少しずつ変化する細部の絵肌は、大作に向けた表現の発見の場でもある。
また、透明絵具の何層にも重なった表現と不透明絵具による即興性や勢いのある描き方や光と闇の鮮やかな色彩、絵具によるささやかに盛り上がった絵肌による重厚感が特徴的だ。

ご購入やお問い合わせ

「神話や伝承、魔術、聖母マリアや女神像、 絵画史の引用」などをモチーフに描いています。
宗教的な存在が宿す神性は、人間誰もが持つ愛する気持ちの表れであると考え、古来より変わらぬ人間存在の不可思議を問いかけます。
暗闇の中に浮かび上がってくるような、普段見えない色を見つめながら描いているため、私の作品は暗い画面に浮かぶ鮮やかな色彩が特徴です。
油彩画が備える物質的な強さと、それが目に見えない精神的な世界を結びつけることを意識して制作しています。

ー後藤夢乃

後藤夢乃

1996年東京都生まれ。
2019年女子美術大学芸術学部洋画専攻卒業。
現在、東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻に在籍。
2018年「Voyage」(The Secret Museum / 東京)、2020年「Bacchus, Aradia, Moondances.」(タグボート / 東京)個展開催。
2021年「nine colors XV」(西武渋谷店 / 東京)、「TAGBOAT×百段階段展」(ホテル雅叙園東京)、「曖昧な記憶」(そごう横浜店 / 神奈川)などグループ展多数参加。
2019年女子美術大学美術館奨励賞・加藤成之記念賞(総代)、東京藝術大学大学院O氏記念賞、第55回神奈川県美術展準大賞など受賞多数。

Born in Tokyo in 1996.
Graduated from Joshibi Art University, majored in oil painting in 2019. Currently enrolled in graduate school of Tokyo University of the Arts, department of Painting. Solo exhibitions: 2018 “Voyage” The Secret Museum(Tokyo); 2020 “Bacchus, Aradia, Moondances.” tagboat (Tokyo).
Group exhibitions: 2021 “nine colors XV” Seibu Shibuya, Tokyo; “tagboat × Hyakudan Kaidan exhibition” the Hotel Gajoen Tokyo.
Awards: 2019 the Encouragement Prize & the Memorial Award of Yoshiyuki Kato of Joshibi University of Art and Design Art Museum; the Memorial Award of Mr.O of graduate school of Tokyo University of The Arts; Second prize at the 55th Kanagawa Art Exhibition.

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作品