角川武蔵野ミュージアムのプレオープンが2020年8月1日に決定。その竣工記念展として同日より「隈研吾/大地とつながるアート空間の誕生 ― 石と木の超建築」が開催される(7月15日よりチケット販売開始、完全事前予約制)。
角川武蔵野ミュージアムは、2020年11月6日(金)にグランドオープン予定の「ところざわサクラタウン」内に建築される、図書館と美術館と博物館が融合する文化複合施設。東所沢公園から武蔵野令和神社とつながる同館は、館外から館内、そしてまた館外へと、周囲の様々なランドスケープと融合し、 響き合いながら、 密にならない開放的な空間の流れの中で、 多彩な催しを展開する。
その竣工記念展として開催される「隈研吾/大地とつながるアート空間の誕生 ― 石と木の超建築」では、 隈研吾が携わった石の建築と木の建築を紹介。 特に石の建築では、 同館の外観・内部空間(一部のエリア)・
また写真家・新津保建秀が撮り下ろした200カット以上の建築写真が40メートルの壁面を使ったロール・
また隈研吾建築都市設計事務所が展示計画をおこなった展示空間も、 本展の見どころの一つ。 隈研吾自らが設計したグランドギャラリーに、 柔らかな布の展示台を設置し、 その上に「CLT HARUMI PARK」や「V&A Dundee」 など、 自然素材である石と木を用いた近年の代表作の模型群を展示・
※「ところざわサクラタウン」は、 株式会社KADOKAWAと埼玉県所沢市が、 みどり・文化・産業が調和した地域づくりを共同で進めるプロジェクト「COOL JAPAN FOREST構想」の拠点施設として2020年11月6日(金)にグランドオープン予定の施設。
◆松岡正剛館長からのメッセージ
いよいよ角川武蔵野ミュージアムがプレオープンします。 日本列島を巻きこんだ新型コロナウイルス・パンデミックの余波で少々の計画変更をしましたが、 ようやくみなさんの前に姿をあらわすことになりました。
先頭を切るのはミュージアムの駆体と意匠をデザインした隈研吾さ
◆開催概要
開催日:2020年8月1日(土)~ 10月15日(木)※完全事前予約制
開館時間:10:00~18:00(最終入館は30分前まで、金・土曜日は21:00まで)
休館日 : 火曜日
住所:埼玉県所沢位東所沢和田3-31-3
当日入館料:一般1,600円、中高生1,000円、小学生700円、未就学児無料