コンピュテーショナルデザイナー堂園翔⽮によるキービジュアル

デザイン&アートフェスティバル「DESIGNART TOKYO 2023」は若⼿クリエイター⽀援プログラム「UNDER 30」に選出されたクリエイターを発表した。「UNDER 30」は30歳以下の若⼿クリエイターを⽀援するプログラムであり、デザイン&アート界を担うクリエイター5組が選出された。また同フェスティバルのオフィシャルエキシビション会場も発表。会場はエスコルテ⻘⼭1Fの約500平⽶の空間となる。この会場では表参道・外苑前エリアの主要展⽰「DESIGNART GALLERY」を実施する。

本年度の「UNDER30」選出アーティスト5組

「UNDER30」選出アーティスト: レオ コウダ、ガラ エスペル、21B STUDIO、ソウ タナカ、鈴⽊舞

レオ コウダは、スイスのECALを卒業後、オランダのEindhovenに⾃⾝のデザインスタジオを構えるデザイナー。3Dプリントならではの3Dプリントしたオブジェクトのユニークな⾊と形を⽣み出すプロジェクト「In Fill Out」を公開する。ガラ エスペルは、パリと東京を拠点に活動するフランス⼈建築家・デザイナー。既存のアイテムをスキャンし、将来のシナリオを作成、再構成、想像するために、考古学では⼀般的な「写真測量」という、デザインにおける新しいデジタルツールを導⼊した作品「Archaeology of the Future」を発表。21B STUDIOは、有村⼤治郎・コエダ⼩林・時岡翔太郎の3名によるデザインスタジオ。オフセット印刷機の廃インク清掃で使⽤した不織布を新たな素材としたデザインプロジェクト「ink couture project」を発表する。武蔵野美術⼤学を卒業後、東京を拠点に活動するソウ タナカは、今回「周囲を照らし、⾃らも光の中に消えていく照明」という発想をもとに「意識」や「関係性」に主眼を置いた新たな照明作品vnsh(ヴァニシュ)を制作する。“粋”をさまざまな視点から探求し、“粋”の宿る伝統⼯藝「組⼦」の作品に取り組む鈴木舞は、「未知」を組む組⼦をテーマに、「組⼦」を通じてライフアート=ファッションを表現する。

Leo Koda ©Ronald Smits

Gala Espel

21B STUDIO©shotaro tokioka

So Tanaka

Mai Suzuki © Hinako Yoshida

オフィシャルエキシビション会場が決定

DESIGNART TOKYO 2023のオフィシャルエキシビション会場の一つが決定した。会場は、⻘⼭通りに⾯したエスコルテ⻘⼭1Fの約500平⽶の空間。空間構成は、2021年にUNDER 30にも選出されたデザイナー進藤篤が担当する。

本会場では、⻘⼭・表参道エリアの主要展⽰「DESIGNART GALLERY」が開催される。この会場は、来春デンマークの家具ブランド「Muuto(ムート)」の⽇本初のオンリーショップオープンを予定している場所であり、DESIGNART GALLERYでは「Muuto」のポップアップストアを中⼼に、クリエイターやメーカーの作品が展開される予定だ。

エスコルテ青山©︎ Daici Ano

開催概要

開催日:2023年10⽉20⽇(⾦)〜10⽉29⽇(⽇)
エリア:表参道/外苑前/原宿/渋⾕/六本⽊/広尾/銀座/東京
主催:DESIGNART TOKYO 実⾏委員会

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