ルポンドシエルの入り口にはアントニー・ゴームリーの彫刻作品がある

2023年1月28日(土)~2月11日(土)まで、「Study:大阪関西国際芸術祭 2023」の一つとして、フレンチレストラン・ルポンドシエルにて、食事を楽しみながら、日比野克彦の作品を鑑賞できるプログラムが開催中だ。

「Study:大阪関西国際芸術祭 2023」とは

2025年に世界最大級のアートフェスティバル「大阪関西国際芸術祭」の開催を目指し、「アートとヒト」「アートと社会」の関係性や、アートの可能性を検証し学ぶ(Studyする)ためのプレイベントだ。

第2回となる今回は、関西に縁あるアーティストの展覧会をはじめ、国内外のギャラリーが出展し誰もが作品購入を楽しめるアートフェア、そしてアートの可能性を引き出すべくテーマ性を持ったカンファレンスの実施、さらにはレストランを会場に、期間限定で食とアートのコラボレーションを実現するアートダイニングなど、芸術祭会期の17日間、アートを『みる』『買う』『食す』『学ぶ』、多彩なプログラムを実施する。

ルポンドシエルは、「お客様のくつろぎと味覚を結ぶ文化の架け橋でありたいという思いを込め良い料理・良いサービス」をモットーとする、淀屋橋の地にオープンしたばかりのフレンチレストランだ。

そんなルポンドシエルで鑑賞できるのは、日比野克彦が2016年のリオオリンピックの際に現地に滞在し、8月1日~31日まで毎日日記のように書くというアートプロジェクト「TURN」の中で生まれた作品だ。その中の一枚の作品が今回、日本酒のラベルとなっている。

日比野克彦「TURN」

ルポンドシエル 田中支配人コメント

ルポンドシエルができたのは、1973年に株式会社大林組、北浜・天神橋の南詰めに、西日本で最初の120mの高層ビルを建てたのがきっかけでした。その最上階の30階でレストランを始めて、大阪の皆さんにフランス料理の文化をぜひ知っていただきたいと、当時の大林会長が始めたのがルポンドシエルです。

それから35年後の2007年に、当時大林組の旧本店ビルの目の前にあった大正15年のレンガ造りの6階建てのビルに移転し、今年50周年を迎えますので、新しいステージとして、昨年の12月、淀屋橋の地にオープンしました。

そして併設するギャラリー「THE BRIDGE」は主に東京のギャラリーに貸し出し、絵画をその都度入れ替えて、大阪の皆さんに現代アートを見ていただいております。奥にはレストランがあり、カウンターキッチンのお席、個室が4部屋あります。

小楠シェフコメント

こういう立派な所の料理を任されているので、フランスの文化も大事にしながらも、新しい取り組みとして日比野さんのアートに負けないような料理を作っていきたいと思っています。今回、日比野さんの絵が日本酒のラベルになっていますので、そのラベルをイメージしたお料理を特別メニューとしてご提供しています。(要予約)

個室の料理は、薪窯で全て料理して客に提供。目の前で魚や肉を焼く様子を眺めながら食せるのが魅力だ。

桑田卓郎の作品

開催概要

開催日:2023年1月28日(土)~2月11日(土)
時間:11:30~13:30、17:30~20:30
定休日:日曜、月曜、祝日
住所:大阪市中央区北浜3丁目5番29号 日本生命淀屋橋ビルB1 ルポンドシエル内ギャラリーTHE BRIDGE
アクセス:地下鉄御堂筋線 「淀屋橋」駅 15番出口 駅直結
京阪電車 京阪本線 「淀屋橋」駅 15番出口 駅直結
共通パス:不要

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