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テネシー・ラブレス(左)は今日の記者会見に合わせて、スペシャルゲストの野生爆弾くっきー!の似顔絵を描いたスケートボードを手に。

2022年6月24日よりラフォーレ原宿を皮切りに、現代ポップアーティストのテネシー・ラブレスの日本初となる展示販売会「TENNESSEE LOVELESS展」が開催される。

テネシー・ラブレスは、「ダイバーシティ&インクルージョン」をテーマに、色彩やパターンを用いて視覚的なインパクトを大胆に表現するアメリカ人現代ポップアーティストで、「ART TAIPEI」での個展では原画、版画共に完売。その才能はディズニーアート部門でも認められ、世界でも数少ないディズニー公認アーティストとして活動している。

先天的に重度の視覚障害があり、黒、白、灰色、青、黄色以外の色を識別できないテネシーは、PANTONEのコードで色を識別し、その色が何を表し、見ている人にどのような印象を与えているのかなど、色彩概念図と色がもたらす心理的効果を研究し、独自の世界観を作り出している。

そんな彼は影響を受けたアーティストの1人として草間彌生を挙げる。「特にアートを通じてよりよい世界に変容させる(草間の)能力に触発されています。それこそ私がやりたいことだからです」(テネシー)

テネシーは、その創作過程において、時にドラァグクイーンたちがどのような生活を送り、どのようなアイデンティティを持っているのか取材することもあるという。ドラァグクイーンやトランスジェンダーなどの性的マイノリティの声をアートへと昇華し、ジェンダー平等を訴えているのだ。

そんなテネシーの日本初となる展示販売会を行う本展では「ダイバーシティを表現する」をテーマに、デザイナーの観点から障害者福祉の現場とアート・デザインを繋ぐ様々なプロジェクトを企画・運営しているライラ・カセム氏をゲストに招き、アートワークのワークショップとトークショーも開催される。障害のある若者とテネシーとで創りあげるオリジナルのライブペイントTシャツは、会場で販売され、その利益は全て、あらゆる境遇にある子どもたちが等しくその個性と可能性を発揮できる世界の実現を願い、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンへ寄付される。

なお本展でテネシーは日本の版画工房とコラボレーション作品を展示。例えば版画工房アーティーは、テネシーが理論的に色彩を配置していることを知り、そのオリジナルの色調を変化させない、あるいは干渉させないよう制作を進めたという。またFLAT LABOは、UVによる効果で絵具を盛り上げ、立体的な表現も可能にする機械を用いて、テネシーのアイコンともいえる部分を強調しており、力強い版画を制作している。

そんなテネシーの世界観と日本の版画工房の技術がコラボレーションした作品群をぜひ見てほしい。

展示詳細

・原宿会場
ラフォーレ原宿6F (BE AT STUDIO HARAJUKU)
2022年6月24日(金)~6月26日(日)

・池袋会場(展示・販売会)
サンシャインシティ展示ホールD
2022年7月1日(金)~7月4日(月)

・名古屋会場(展示・販売会)
ウインクあいち 8F展示場
2022年7月16日(土)~7月18日(月)

・京都会場(展示・販売会)
京都市勧業館みやこめっせ B1F展示場
2022年7月22日(金)~7月25日(月)

・大阪会場(展示・販売会)
梅田スカイビル タワーウエスト3F ステラホール
2022年7月28日(木)~8月2日(火)
以降、全国巡回予定。

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