【Osaka Art & Design 2024】大阪 ESC GARAGE&CLUBにて、Nonotakによる個展「SIGNALS Type: ESC」が開催中![6/25 (火) まで]
文=ONBEAT編集部/画像・動画=「Osaka Art & Design」提供
関西で世界8ブランドの正規ディーラーを営む八光カーグループが2023年、車を愛する大人のためのサードプレイスとして阿波座オープンした ESC GARAGE & CLUB。今回の大阪アート&デザインでは、このイノベイティヴかつ先進的な人々が集う、ガレージやラウンジ、バーやサウナを備えた唯一無二のメンバーシップ・クラブで、パリ在住のアートユニット Nonotak がインスタレーションを行う。
Nonotak は、Noemi Schipfer と Takami Nakamoto による、パリ在住のアートユニット。2011年に結成後、メディアアートの新星として世界から注目を集める。直線や曲線、幾何学を光で照射した空間の中で音楽をシンクロさせ、聴覚と視覚の両方に訴えるアートワークを制作している。TATE BRITAIN などの美術館展示の他、adidas、Stella McCartney などのビデオクリップ制作、映画 “John Wick: Chapter 4” の演出に携わるなど、多岐にわたる活動を行っている。日本では2015年頃より活動しており、今年2024年には渋谷駅前の Shibuya Sakura Stage にて、40m×15m の巨大作品が常設展示される予定となっている。
今回の会場となる ESC GARAGE & CLUB は、八光カーグループが昨年阿波座にオープンした、愛車をアートとして愉しむための会員制のクラブ。ガレージの貸し出しやプレミアムなカーシェアを行う他、ラウンジやバー、サウナを併設しており車を愛する大人たちが一つ屋根の下に集いそれぞれの時間を楽しめる空間を提供している。
Nonotak solo exhibition 「SIGNALS Type: ESC」 ティザー動画 |
会場となる ESC GARAGE & CLUB の S101というスペースには、天井と壁にLEDでグリッドが組まれ、4分弱の作品がループ再生される中では、車の曲線がより美しく見える。今回の作品は、車を中心に人が集まるガレージというサードプレイス文化にフォーカスし、作品の中に車や人が入った時にどういうハレーションを起こすことができるかを考え制作された。作品の中に入る体験没入型で、シンプルな構造でありながらダイナミックに表現される光のモーションと音の連動が展開される。夜間はスペース前面の暗幕が取り払われ、外からも鑑賞できるようになるが、スペース内を光が動く様子はまるで建物自体が揺れているようだという。
ESC GARAGE & CLUB を展開する八光エルアール株式会社代表の池田浩八は、今回の Nonotak とのコラボレーションについて、「僕が参加させていただいたアムステルダムでのショーでは、1か月の間、大きな会場を毎日2000人の人たちが埋め尽くしていて、本当に感動的なショーでした。これを大阪で、パーマネントで見てもらえる場所を作りたいと思い、今回のインスタレーションをセットアップしました。お披露目は大阪アート&デザインですが、今後も常設するので、いろいろなイベントをしていければと思っています」と語っている。
Nonotak SIGNALS Type: ESC 開催概要
会期:2024年5月29日(水)- 6月25日(火)*期間中の休業日:日・月・祝日
時間:10:00 – 20:00
会場:ESC GARAGE & CLUB S101
Osaka Art & Design 2024 開催概要
会期:2024年5月29日(水)- 6月25日(火)
エリア:梅田、堂島、中之島、天満、京町堀、南船場、心斎橋、なんば 他大阪市内各地
会場:オープンスペース、ギャラリー、ショップ、百貨店、商業施設
主催:大阪アート&デザイン 2024実行委員会
大阪ターミナルビル株式会社/株式会社大丸松坂屋百貨店/株式会社髙島屋 大阪店/株式会社阪急阪神百貨店/南海電気鉄道株式会社/阪急電鉄株式会社(業務代行:阪急阪神不動産株式会社)/一般社団法人梅田1丁目エリアマネジメント
出展者:国内外から集まるクリエイター(アーティスト、デザイナー)、ブランド、ギャラリー、ショップ、その他施設・企業など(55箇所)
プロデュース:総合プロデューサー 青木昭夫( DESIGNART )
キービジュアルデザイン:芝野健太