【Osaka Art & Design 2024】Ritzwellで「NEW PRODUCTS 2024 EXHIBITION」が開催中![6/25 (火)まで]

文=ONBEAT編集部/撮影=藤田紘那、クレジットのないものは「Osaka Art & Design」提供

大阪の街を巡り、アートやデザインとの出会いを楽しむ周遊型イベント「Osaka Art &Design 2024」。国内外で注目を集める家具ブランド Ritzwell では、2024年の新商品がお目見えしている。

Ritzwellは、単に道具としての役割を果たすだけでなく⼈の⼼をも動かすものづくりを行い、1992年の創業以来、職⼈の⼿しごとによる “Made in Japan”の家具づくりを貫き通している。合理化、量産化の時代とは逆⾏するかのように⼿しごとにこだわり、時間をかけてひとつひとつの家具に向き合い、実⽤性と審美性の視点から幾度もブラッシュアップを重ねて⽣み出されるリッツウェルの家具は、⼼地よさと美しさを兼ね備えたものばかり。2008年からは、60年以上続く世界でも唯一無二の巨大な家具とインテリアの見本市である”ミラノサローネ”への出展を続けている。

会場である Ritzwell 大阪ショールームでは、工芸品のような品格のある佇まいが美しい「CONSTANTINO ARMCHAIR」と、シンプルな中にも抑制のきいた存在感を放つ「MT LIVING TABLE」を、6月末の発売に先駆けて展示している。また従来の商品にも新色が加わり、新たな魅力をまとって登場。ウォールナット材限定の新色として発表された「玄」と「蒼墨」は、ウォールナットの辺材で、普段は除外されるか芯に近い部分(赤太)の近似色で塗装される「白太」の自然本来の魅力を引き出すべく約2年をかけて開発された。特に「蒼墨」は、光の当たり方や見る角度によって浮き出る蒼が美しい、非常に高精細で珍しい色味となっている。

撮影=藤田紘那 撮影=藤田紘那

また、期間中の土曜・日曜日には、椅子張りと縫製に特化したRitzwell の核となる工場 糸島シーサイドファクトリー の職人によるデモンストレーションや、オリジナル厚革を使用したコースターが作れるワークショップも開催される。作り手の哲学が徹底的に表現されている家具を、この機会にぜひご覧いただきたい。

撮影=藤田紘那

RITZWELL NEW PRODUCTS 2024 EXHIBITION 開催概要

会期:2024年5月29日(水)- 6月25日(火) *期間中の定休日:水曜
時間:10:00 – 18:00
会場:
リッツウェル 大阪ショールーム

Osaka Art & Design 2024 開催概要

会期:2024年5月29日(水)- 6月25日(火)
エリア:梅田、堂島、中之島、天満、京町堀、南船場、心斎橋、なんば 他大阪市内各地
会場:オープンスペース、ギャラリー、ショップ、百貨店、商業施設
主催:大阪アート&デザイン 2024実行委員会
大阪ターミナルビル株式会社/株式会社大丸松坂屋百貨店/株式会社髙島屋 大阪店/株式会社阪急阪神百貨店/南海電気鉄道株式会社/阪急電鉄株式会社(業務代行:阪急阪神不動産株式会社)/一般社団法人梅田1丁目エリアマネジメント
出展者:国内外から集まるクリエイター(アーティスト、デザイナー)、ブランド、ギャラリー、ショップ、その他施設・企業など(55箇所)
プロデュース:総合プロデューサー 青木昭夫( DESIGNART )
キービジュアルデザイン:芝野健太