1975年大阪府生まれ。
2003年京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。
感覚に接続するインターフェイスとして、彫刻の「表皮」に着目し、セル(細胞・粒)という概念を機軸として、2002年に情報化時代を象徴する「PixCell」を発表。
生命と宇宙、感性とテクノロジーの関係をテーマに、重力で描くペインティング「Direction」や、シリコーンオイルが空間に降り注ぐ「Force」、液面に現れる泡とグリッドの「Biomatrix」、泡そのものが巨大なボリュームに成長する「Foam」など、彫刻の定義を柔軟に解釈し、鑑賞者に素材の物性がひらかれてくるような知覚体験を生み出してきた。
近年では、アートパビリオン「洸庭」など、建築のプロジェクトも手がける。
2015年以降ベルギーの振付家/ダンサーのダミアン・ジャレとの協働によるパフォーマンス作品「VESSEL」を国内外で公演中。
2018年フランス・ルーヴル美術館 ピラミッド内にて彫刻作品《Throne》 特別展示。
Sandwich Inc.主宰。京都芸術大学教授。

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ONBEAT 作品掲載号:vol.12