・サイズ 24.0×66.5cm
・素材 キャンバスに油彩
・制作年 2021
・価格 ¥110,000+tax
Untouched = 手付かずの人がまだ立ち入っていない世界で青や紫の花が美しく静かに咲く景色を描きました。
私の作品のモチーフは主に「人」と「植物」で、「人と自然界の関わりやそれぞれが立ち入れない境界」をテーマに絵を描いています。
植物をモチーフにした作品では、人間が存在しない植物が主役の世界を描きます。
その際、私は下描きやエスキースはあえてせず、キャンバスの中に植物達が自由に立ち現れるように描いています。
人をモチーフにした作品では、人の遺伝子の中のどこか片隅に残っているはずの自然との深い関わりの記憶を「花」という形で表し描いています。
私は、原始的な生物である植物と、知恵を活かし生き続けてきた人間を対極の存在として捉えて、お互いがこれから先の未来でどのように存在し関わっていくのか、そのような事を考えながら絵を描いています。
ー坪山小百合
坪山小百合
1983年福岡県生まれ。
2010年東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。
2009年「緒方小百合展」(ギャラリーとわーる&モッコ / 福岡)、2010年「失くしもの」(ギャラリー58 / 東京)、2021年「Origin」(日本橋三越本店 / 東京)などにて個展多数。
2015年「アリアケ会」(日動画廊 福岡店)、2019年「Echoing Landscape」(计家墩理想村ギャラリー / 上海)、2020年、2021年「Kyushu New Art」(博多阪急 / 福岡)などグループ展やアートフェアに多数参加。
Independent Tokyo 2020 準グランプリ受賞。
Born in Fukuoka in 1983.
Tokyo University of the Arts, M.A, Fine Art Painting in 2010.
Solo exhibitions: 2009 “Sayuri Ogata exhibition” at Gallery Towaru & Mocco (Fukuoka); 2010 “The Lost” at Gallery 58 (Tokyo); 2021 “Origin” at Nihombashi Mitsukoshi Main Store (Tokyo).
Group exhibitions & Art Fairs: 2015 “Ariake-Kai” Fukuoka Nichido Gallery; 2019 “Echoing Landscape” Jijiadun Ideal Village Gallery (Shanghai); 2020, 2021 “Kyushu New Art” Hakata Hankyu Department Store (Fukuoka).
Award: Second Grand Prix at the Independent Tokyo 2020.
作品