・サイズ 12.0 × 12.0 × 15.0cm
・素材  漆、金粉、銀粉、螺鈿 / 川連漆器
・制作年 2022
・価格  ¥420,000+tax

これまで重箱シリーズでは漆らしい作品を作ってきませんでした。
ここへきて漆らしいと思われるデザインをやってみたくなり、自分が好きな花であり、絵として華やかな牡丹を全面に蒔絵で表現しました。

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漆という素材と伝統技法の保存に興味がある。
そのために漆を知らない層の目にも留まりやすいものを作ろうと考え、素地と形、形とデザイン、デザインと技法などにギャップのある作品を作っている。
球体関節人形シリーズは、「感情の器、自己を投影する鏡」というテーマで、顔のない全身に加飾の施された人形を原型から手掛けている。

ー黒沢理菜

I am interested in the preservation of lacquer material and its traditional techniques.
For this reason, I try to create pieces that will easily catch the eye of people who are not familiar with lacquer, and I create pieces that have gaps between the base material and form, form and design, and design and technique.
The theme of my spherical articulated doll series is “a vessel for emotions and a mirror for self-projection,” and I create faceless dolls with decorations all over their bodies from the prototype.

ーRiina KUROSAWA

黒沢理菜

1992年茨城県生まれ。
2018年京都市立芸術大学大学院修了。
2019年「夢のいりぐち」(ギャラリー大雅堂 / 京都)、 2020年「みず色の隙間」(ギャラリー恵風 / 京都)、 2021年「雲のオオカミ」(kunst Arzt / 京都)、 「たったひとりの深夜の祝祭」(品銀座 / 東京)、 2022年「漆芸展」(日本橋高島屋 / 東京)など個展多数。
グループ展やアートフェアに多数参加。 2018年度京都市立芸術大学作品展 大学院市長賞、 京都府新鋭選抜展 アンスティチュ・フランセ関西賞 &日本経済新聞関西支社賞受賞。

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