「自身の中の繋がり」を見つめ直すきっかけ
connect connect
文、写真=ONBEAT編集部(一部オフィシャルサイト等参照)
ポーラ ミュージアム アネックス(東京・中央区銀座)では、国内外で活躍する美術家 中村萌の4年ぶりとなる展覧会「connect connect」を開催します。中村萌は2012 年に女子美術大学大学院美術研究科美術専攻を修了後、国内外で個展を開催し、数多くのグループ展にも参加するなど、海外でも注目されている美術家です。中村は主に楠の丸太を用いて、心にひそむ姿かたちや、遠い記憶のかけら、植物や自然などをモチーフにした作品を制作しています。

写真:ONBEAT編集部
繊細な表情と静かな佇まいが、作品に独自の生命観をもたらし、素材の温かみが見る人の記憶を呼び起こして、どこか懐かしい感情を誘います。

写真:ONBEAT編集部
本展「connect connect」では、作品や心 、記憶と未来など、さまざまな繋がりをテーマに、新作を含む木彫と平面作品、合計約10点を展示します。コロナ禍を経て人々の繋がりが大きく変化し、コミュニティや人間関係の大切さが改めて見直されるなか、作品を通じて「自身の中の繋がり」を見つめ直すきっかけとなるような展覧会です。

写真:ONBEAT編集部
ONBEATが注目するポイント
■テーマ性:「繋がり」という現代への問いかけ
展覧会のテーマは「さまざまな繋がり」です。コロナ禍を経てコミュニティや人間関係のあり方が大きく変化した現代において、このテーマは極めて重要です。グローバル化が加速する今だからこそ、自分自身の内なる繋がりや、他者、自然、そして記憶と未来との関係性を見つめ直す必要があるというメッセージは、文化の豊かさに直結します。作品を通じて、鑑賞者一人ひとりが自身のルーツやアイデンティティとの「繋がり」を再発見するきっかけとなるでしょう。

写真:ONBEAT編集部
■国際的な活躍:日本から世界へ発信する独自の感性
中村氏は、女子美術大学大学院を修了後、国内はもとより海外でも個展やグループ展で活躍し、注目を集めています。その活動は、日本の現代美術が持つ独自の感性や世界観を、国境を越えて世界に紹介するものであり、彼女の作品が持つ、繊細な表情と静かな佇まいは、言語や文化の壁を越えて多くの人々の心に響く普遍的な力を持っています。

写真:ONBEAT編集部
■表現の源泉:心の内側と自然へのまなざし
中村氏の作品は、心にひそむ姿かたちや、遠い記憶のかけら、植物や自然などをモチーフにしています 。その静謐な作品群は、音楽、美術、工芸といった表現の境界を越え、すべての生命が持つ共通のリズムを我々に感じさせてくれます。
開催概要
中村萌「connect connect」
会期: 8月19日(火)~9月28 日(日) *休館日:8月27日(水)
主催:株式会社ポーラ・オルビスホールディングス
協力:ギャラリー椿
会場:ポーラ ミュージアム アネックス (〒104-0061 中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階)
時 間:11:00 – 19:00 (入場は18:30まで)
入場料:無料
【同時開催情報】
ギャラリー椿(東京・中央区京橋)にて8月19日(火)から9月13日(土)まで「whisper whisper」を開催
※詳細情報は、ギャラリー椿 公式サイト(https://www.gallery-tsubaki.net/gt/)をご確認ください。
オリジナルグッズを8月19日より限定販売
本展の開催にあわせ、オリジナルグッズを限定販売します。自然や動物をまとった、ふっくらと愛らしい作品の世界観を反映したアイテムは、実用性とデザイン性を兼ね備え、普段使いしやすい魅力的なラインナップです。
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関連イベント
【ワークショップ】
作品と同じ形をした楠のプレートに色を加えて、オリジナル作品を制作します。
日 程 8月27日(水)11:00-12:00 / 14:00-15:00
定 員 各回 8名
対 象 小学生のお子様 ※小学3年生以下の場合は、保護者の方同伴にてご参加ください。
【トークイベント】
展覧会のテーマや作品制作について、作家自身にお話しいただきます。
日 程 8月27日(水)18:00-19:00
定 員 20名
<イベント共通> 会場 : ポーラ ミュージアム アネックス / 参加費 : 無料 / お申込み : 公式サイト
※諸事情により変更になる場合がございます。展示・イベントの詳細は公式サイト(https://www.po-holdings.co.jp/m-annex/) で最新情報をご確認ください。


