夏の屋内で楽しめる星雲をイメージした期間限定の特別イベント
INNER NEBULAS|光が奏でる、夏の星雲

文、写真=ONBEAT編集部(一部プレスリリース等参照)

「渋谷スクランブルスクエア」の14階・45階・46階・屋上に位置する展望施設「SHIBUYA SKY」は、真夏の屋内で楽しめる星雲をイメージした期間限定の特別イベント「INNER NEBULAS|光が奏でる、夏の星雲」を46階SKY GALLERYにて2025年7月16日(水)〜9月5日(金)の期間限定で開催する。

写真:ONBEAT編集部

 

360°の開放的な眺望を誇る展望空間「SHIBUYA SKY」に、今夏、新たな光の体験が生まれる。舞台は屋内展望回廊「SKY GALLERY」。真夏の空や夜空に浮かぶ星雲を想わせる、幻想的な照明演出「INNER NEBULAS(インナー・ネビュラス)」が、空間全体を包み込む。本演出のために、80個のLEDを球体に搭載し、360°に自在に光を放つオリジナル照明「NEBULA(ネビュラ)」を開発。SKY GALLERYの天井から吊るされた310個の球体による無数の光が、呼吸するように色と輝きを変え、訪れるひとびとを包み込む。

 

写真:ONBEAT編集部

 

「INNER NEBULAS」は、屋内展望回廊「SKY GALLERY」の常設コンテンツである「TIME RIVER」「DATA SCAPE」とも連動し、視覚だけでなく空間全体のリズムと調和しながら、これまでにない没入体験を創出する。また新たに「INNER NEBULAS」を含めた「SKY GALLERY」全体のサウンド演出をアーティストevalaが手掛け、回廊内の光や映像と呼応する立体的なサウンドによって、まるで空間そのものと一体化するような感覚へと誘う。

 

写真:ONBEAT編集部

 

さらに、本イベント期間中は、照明と連動した回転型インターフェースを会場内に複数設置し、ご来場者自身の手で光の演出をコントロールする体験ができる。まるで“光を奏でる”インタラクションが、展望体験に能動的な感動を与える。「外の景色」と「内なる星雲」。渋谷上空229mで、その境界を超えて交錯する新たな体験との出会いをお楽しみいただきたい。

 

写真:ONBEAT編集部

 

ONBEATが注目するポイント

■光と音が織りなす「新たなリズム」
・この展示の核心は、静的な光のインスタレーションではなく、音楽的な「リズム」と「演奏」にある。「NEBULA」が、ただ光るだけでなく「呼吸するように色と輝きを変える」 という表現は、空間全体に生命感とリズムを与えている

■サウンドアーティストevala氏の起用
・空間を音で作曲するevala氏がサウンドを手掛けることで 、光と映像、音が一体となり、鑑賞者は空間そのものと一体化するような感覚に誘われる。 これは、視覚だけでなく聴覚、そして身体感覚に訴えかける「有機的な表現」と言えるだろう。

evala氏 写真:プレスリリース参照

evala氏はこう語る。
「今回はこの下にある渋谷川の音をとって、渋谷川の音がベースになってるんですね。渋谷川はちょろちょろといった音ですけど、それが128倍とか256倍に速度を変えてくと、炭酸が弾けるような音になっていたり、あるいは星屑の粒子のような音があったりとか。あるいはそれをぐーんと引き延ばすとシンセサイザーのような広がりのある音になったりですとか。この地上229Mで違う形となって、星屑のように空に放つような音になっている。ぜひお楽しみいただけたらと思います。」

■テクノロジーが可能にする「表現の越境」
・独自開発の照明「NEBULA」: この展示のために360°に光を放つオリジナル照明「NEBULA」が開発された。 80個のLEDを搭載した球体が個別に制御され 、無数の光が多彩な表現を生み出す。これは、テクノロジーがアートの新たな可能性を切り開く好例だ。

・多様なコンテンツとの連動: 新しい照明演出は、「TIME RIVER」や「DATA SCAPE」といった常設コンテンツとも連動し 、既存の空間に新たな意味と体験を加えている。特に「TIME RIVER」はコンテンツ自体もリニューアルされ、来場者のアクションが映像だけでなく「INNER NEBULAS」の照明にも変化を与えるようになり 、より深い相互作用を生み出している。これは、異なる表現領域が融合し、革新的な体験を創出する試みである。

■鑑賞から「能動的な体験」へ
・この展示は、来場者を単なる観客で終わらせない。“光を奏でる”インタラクション: 会場に設置されたインターフェースを使い、来場者自身が光の演出をコントロールできる。 これにより、展望体験という受動的になりがちな行為が、「能動的な感動」へと変わる。 鑑賞者一人ひとりが自分だけのリズムを空間に刻むことができる。

「INNER NEBULAS」展は、渋谷の都市風景という「外の景色」と、テクノロジーとアートが生み出す「内なる星雲」が交錯する場だ。 ここでは、独自開発のテクノロジーを駆使して光と音が融合し、来場者の参加によって完成する「新たなリズム」が生まれている。

写真:ONBEAT編集部

 

開催概要

INNER NEBULAS|光が奏でる、夏の星雲

開催期間:2025年7月16日(水)〜9月5日(金)
開催場所:SHIBUYA SKY 46階SKY GALLERY
観覧方法:イベント当日のSHIBUYA SKY入場チケットか年間パスポートをお持ちの方は、どなたでもご覧いただけます
チケット販売開始日:2025年7月2日(水)日本時間午前0時より順次販売
特設サイト:https://www.shibuya-scramble-square.com/sky/inner_nebulas/
※SHIBUYA SKY入場チケットは数に限りがございます。ご希望のチケットが完売の場合は購入いただけません
※イベント会期中、特別営業日は通常のご観覧やSHIBUYA SKY PASSPORTのご利用ができない場合がございます

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