国宝犬山城と、国宝茶室 如庵が息づく日本庭園 有楽苑。この二つの至宝に抱かれたホテルは、まるで時が止まったかのようなミステリアスな空気で満たされています。ここでは、単なる滞在を超え、あなたらしい新たなライフスタイルが始まる予感に満ちた、特別な体験が待っています。

文=ONBEAT編集部、写真=ホテルインディゴ犬山有楽苑

ホテルインディゴ犬山有楽苑で紡ぐ、あなただけの物語

ホテルインディゴ犬山有楽苑で待っているのは、単なる宿泊では終わらない特別な体験です。それは「街そのもの」を表現するライフスタイル・ブティックホテルであり、訪れる人々を犬山の豊かな物語へと誘うゲートウェイです。ここでは、「探検家のように旅し、地元の人々のように滞在する(TRAVEL LIKE AN EXPLORER. STAY LIKE A LOCAL.)」というホテルインディゴ独自の哲学に基づいた、心躍る「非日常」がそこにあります。

街のストーリーを紡ぐホテル体験

ホテルインディゴの各ホテルは、世界のどこにも同じ街が存在しないように、二つとして同じものがありません。それぞれのホテルは、その街の個性を鮮やかに照らし出し、ホテル周辺のエリア「ネイバーフッド」にあるストーリーを、コンテンポラリーなアート&インテリアデザイン、想像を超えるフード体験、そして地元を知り尽くしたホテルスタッフ「ネイバーフッドホスト」の語る物語を通して表現します。ホテルインディゴ犬山有楽苑では、特に犬山の豊かな歴史、文化、自然が、ホテル全体で表現され、訪れるゲストを深い感動へと導きます。

五感を刺激するデザインとアート:犬山への没入体験

ホテルインディゴ犬山有楽苑は、「ときを越える犬山で、自分らしく快適な非日常を。」をテーマに掲げ、犬山の歴史と現代が交錯するような、五感を刺激する体験を提供します。

国宝と自然の融合

ホテルからは壮麗な国宝犬山城と迫力ある木曽川の景色を肌で感じることができ、これらの景観がホテルのデザインモチーフとして随所に溶け込んでいます。また、ホテルに隣接する国宝茶室「如庵」を有する日本庭園「有楽苑」は、ホテルインディゴ犬山有楽苑の庭園自体が、これら二つの国宝へのプロローグとなる9つのゾーンで構成され、まるでタイムトラベルのような新しい体験を提供します。特に水盤ゾーンでは、夜になるとかがり火が灯され歴史と現代アートが融合する唯一無二の空間が生まれます。

犬山祭へのオマージュ

ユネスコ無形文化遺産にも登録されている犬山祭の興奮と雰囲気が、ラウンジのデザインやバー「夜車山(よやま)」、ボールルーム「響」の天井など、ホテルの随所に表現されています。例えば、ザ・バー「夜車山」は、からくり人形を乗せた13輌の車山や国宝茶室「如庵」に残る暦張りをモチーフにしており、犬山のストーリーを盛り込んだシグネチャードリンクを提供。訪れる人々を祭りの熱狂へと誘います。

随所に散りばめられた地元の遊び心

ホテルのデザインには、犬山ならではの伝統や文化が遊び心満載で表現されています。例えば、レセプションのアートウォールでは木曽川で1300年続く鵜飼のかがり火がダイナミックに表現され、客室のヘッドボードは鵜飼で使われる木船をモチーフにしています。客室のふすまアートは国宝茶室「如庵」の斜め壁を意識し、取っ手には織田有楽斎が愛した椿の柄が施されています。洗面カウンターやミラーにはからくり人形のパーツが用いられ、犬山祭の車山の賑やかさを表現するなど、細部に至るまで犬山の物語が息づいています。ただ泊まるだけでなく、滞在を重ねるごとに犬山の奥深い歴史と文化が紐解かれていくような、知的な喜びを感じられるでしょう。

地域性を活かした食体験:街一番のレストランを目指して

ホテルのレストラン「インディゴホームキッチン車山照」では、「食べ歩きの街」として有名な犬山の豊かなフードカルチャーに注目しています。ネイバーフッドの旬の地元食材を取り入れた創作アレンジ料理や、シェフが目の前で作り上げる滋味深いローカルフードを提供し、「街一番のレストラン」を目指しています。ライブキッチンの引戸には、有楽椿の花びら、竹、有楽窓が映し出されたホテルオリジナルの家紋に加え、織田家や成瀬家といったこの土地ゆかりの家紋がデザインされており、料理とともに歴史の風味を味わえる趣向が凝らされています。城下町での食べ歩きも楽しみつつ、ホテルでも犬山の“旬”を味わい尽くす、豊かな食体験が待っています。

心と体を癒すウェルネスとリフレッシュ

旅の疲れを癒し、心身をリフレッシュさせるための施設も充実しています。

天然温泉「白帝の湯」

犬山唯一の天然温泉である「白帝の湯」では、美肌効果があるとされる無臭で澄み切ったアルカリ性単純温泉(PH約8.5)を楽しめます。木曽川をモチーフにしたアートタイルや、鵜飼の「鮎」と「水紋」を組み合わせた温泉マークのデザインなど、犬山ならではのアートフルな空間が演出され、温泉体験そのものがアート作品に触れるような感覚を与えてくれます。

スパ・インスパイアード・バスルーム

客室のバスルームには、レインフォールシャワーやオーガニックアメニティーを備え、スパクオリティを追求したこだわりの空間が用意されています。ここでは、街の物語を全身で感じながら、至福のリラクゼーションタイムを過ごすことができます。

フィットネスセンター

環境負荷を最大限考慮した最新マシンを導入した24時間オープンのフィットネスセンターも完備されており、再生可能木材や電源不要の機器を使用した新感覚トレーニングが体験できます。自然と共生する犬山の文化を、ここでも感じられるはずです。

 

季節を彩る日本庭園「有楽苑」

ホテルインディゴ犬山有楽苑の庭園は、国宝茶室「如庵」を有する日本庭園「有楽苑」に隣接し、二つの国宝へのプロローグとなる園路など、大きく9つのゾーンで構成されています。約65種2万本の季節の木々が植えられ、四季折々に異なる表情を見せ、ライトアップされた夜の庭園も印象的です。特にホテルと犬山城をつなぐ「桜路」は、淡い桃色の花びらが咲き誇る季節に最高の表情を見せ、犬山の新しい桜の名所として、訪れる人々に感動を与えます。

ONBEATが注目するポイント

アート専門マガジンONBEATの読者の皆様には、ホテルインディゴ犬山有楽苑の随所に散りばめられた「物語を語るデザイン」にぜひ注目していただきたいです。単なる装飾に留まらず、犬山の歴史、文化、そして自然の要素が、客室のヘッドボードからバーのからくり人形、さらには温泉マークに至るまで、緻密に計算されたアートワークとして昇華されています。

ホテルのデザインに深く関わる「犬山祭」のモチーフは、単なる民俗学的な引用に終わらず、現代的な感覚で再解釈され、空間全体に活気と物語性をもたらしています。それは、伝統文化が現代においていかに魅力的に表現され得るかという問いに対する、一つの洗練された答えとも言えるでしょう。

このホテルは、宿泊するだけでなく、犬山という「街そのもの」を深く探求し、そのアート、文化、歴史を五感で味わうことができる、唯一無二の場所です。ONBEAT読者の皆様には、ぜひご自身の目で、この「生きた美術館」のようなホテルを訪れ、新しいインスピレーションを発見していただきたいと思います。

あなたの物語が始まる場所

ホテルインディゴ犬山有楽苑――それは、時を越える物語の舞台であり、誰かの記憶にそっと刻まれる、あなただけの物語の始まりです。

犬山ネイバーフッドの見どころとイベント

ホテルインディゴ犬山有楽苑は、犬山の豊かな文化と歴史を体験できる様々な見どころやイベントをゲストに紹介します。

主な見どころ:

  • 国宝天守閣 犬山城: 桃を象った「桃瓦」や、現存最古の天守ならではの加工痕など、ユニークな見どころがあります。
  • 国宝茶室 如庵: 約400年前に建築された国宝茶室で、虹色の光を放つ不思議な「有楽窓」が有名です。
  • 犬山城下町: 食べ歩きも楽しめる風情ある街並みです。
  • 博物館明治村: 明治時代の文化を伝え、グルメ小説「食道楽」のレシピをもとにしたカレーパンが名物です。
  • 野外民族博物館リトルワールド: 世界の文化を体験でき、ワニ、ラクダ、ダチョウの串焼きといったユニークな食べ物も楽しめます。
  • 桃太郎神社: 桃鳥居をくぐると、「桃」の力のご利益があるとされています。
  • 各務原アルプス: 人気のトレッキングルートで、伊吹の滝の近くには「猫面魚」のいる池がいます。
  • 瑞泉寺: 日光東照宮の三猿の作者とされる左甚五郎による三猿が鐘楼にあり、日曜午前の座禅体験が勧められています。
  • 犬山焼絵付け: 光珠風の桜と紅葉を描いた雲錦手と呉州赤絵写しが特徴で、「犬山八景」が犬山焼ならではの意匠です。

 

年間イベント:
  • 犬山祭り(毎年4月の第一土曜・日曜)
  • 木曽川鵜飼(6月〜10月)
  • 木曽川花火大会(8月)
  • 夏まつり ロングラン花火(8月)
  • 紅葉船(11月)
ホテルインディゴ犬山有楽苑

名古屋駅から名鉄快速特急・特急でわずか約25分。名鉄「犬山遊園駅」から徒歩7分の距離は、犬山散策の拠点に最適です。日本の奥座敷、犬山で「街そのものに泊まる体験」を、ぜひ。

ホテルインディゴ犬山有楽苑
〒484-0082 愛知県犬山市犬山北古券103−1
https://inuyama.hotelindigo.com


 

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