「Osaka Art & Design 2024」オフィシャルパートナーホテルの「W大阪」にて、
工藤玲による”VAPID”が開催中![6/25(火)まで]

 

文=ONBEAT編集部/撮影=藤田紘那、クレジットのないものは「Osaka Art & Design」提供

“大人の遊び場”がコンセプトのラグジュアリー・ライフスタイルホテル「W大阪」。
安藤忠雄がデザイン監修をしたブラックボックスのような外観のビルの中に足を踏み入れると、カラフルな装飾がちりばめられた豪華絢爛な空間が広がる。これは贅沢な着物が禁じられていた江戸時代の大阪の商人が質素な羽織をまといながら裏地に鮮やかな色柄を使ってひそかにお洒落を楽しんでいたことに大阪のユーモアを感じ、建物のデザインに取り入れているという。デザインやアートへの想いから、アートイベントの開催やクリエイターとのコラボレーションにも積極的に取り組んでいる。

今回のOsaka Art & Design 2024においては、展示会場の一つとして、ホテル施設としては唯一の参加となる。

撮影:藤田紘那

 

客室にもW大阪のデザインに対する拘りが散りばめられている。
部屋のドアを開ければ自動的にカーテンが開き美しい大阪の夜景が現れる。カラフルなライティングや、無地の扉を開けば現れるカラフルな内装など、宿泊客を「大阪商人の遊び心」でさらにおもてなししてくれる。

写真提供:W OSAKA

写真提供:W OSAKA

撮影:藤田紘那

撮影:藤田紘那

 

ライティングのデザインや光の使い方にこだわったW大阪の空間でネオンの光を使った作品制作を制作する新進気鋭のアーティスト、工藤玲の新作を含む展示”VAPID”が様々な人々が行き交い新しいカルチャーが生まれる”Wの心臓部”、ソーシャルハブ「LIVING ROOM」にて開催されている。
ガラス管を用いて、ネオンの立体作品を作っている工藤玲。今回の作品について、「黒を応用するような光を用いたいと思っていて、今回も黒をベースに作りました。格子状に文様がついている作品は六弥太格子という日本の昔からある文様のひとつを元に形を探り、その中にクロスを見付けいろんな文化をミックスしたいという思いから出来たもの」と語る。

ネオンサインの光とアートな空間が相乗効果を生み出す、独自の世界観で感性を刺激するかつてないアート体験を。

工藤玲の作品

 

VAPID 開催概要

会期:2024年5月29日(水)- 6月25日(火)
時間:12:00-23:00 ※金・土・祝前日は~24:00
会場:W大阪 W階 LIVING ROOM

Osaka Art & Design 2024 開催概要

会期:2024年5月29日(水)- 6月25日(火)
エリア:梅田、堂島、中之島、天満、京町堀、南船場、心斎橋、なんば 他大阪市内各地
会場:オープンスペース、ギャラリー、ショップ、百貨店、商業施設
主催:大阪アート&デザイン 2024実行委員会
大阪ターミナルビル株式会社/株式会社大丸松坂屋百貨店/株式会社髙島屋 大阪店/株式会社阪急阪神百貨店/南海電気鉄道株式会社/阪急電鉄株式会社(業務代行:阪急阪神不動産株式会社)/一般社団法人梅田1丁目エリアマネジメント
出展者:国内外から集まるクリエイター(アーティスト、デザイナー)、ブランド、ギャラリー、ショップ、その他施設・企業など(55箇所)
プロデュース:総合プロデューサー 青木昭夫( DESIGNART )
キービジュアルデザイン:芝野健太