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2024年4月26日(金)~6月23日(日)まで、千代田区立日比谷図書文化館にて特別展「しりあがりさんとタイムトラブル 江戸×東京」が開催中!

展示概要
パッケージデザインや広告宣伝などを担当する傍ら、マンガ家としてデビューし、白土三平の作品のパロディーやサラリーマンの生活を描いたギャグマンガ、新聞連載の社会派4コママンガ、不条理マンガなど様々なジャンルの作品を制作してきたしりあがり寿氏。2018年・2021年には江戸時代浮世絵の巨匠である葛飾北斎筆『冨嶽三十六景』(1830-32年頃)をパロディーにした『ちょっと可笑しなほぼ三十六景』他、「しりあがり流に解釈した北斎ワールド」で注目を集めました。

本展ではこれまで発表した北斎のパロディー作品を展示します。また日比谷図書文化館 特別研究室所蔵の歌川広重筆『名所江戸百景』(1856年)などを基に千代田区の風景を描いた新作をお見せします。浮世絵において最大のライバルとされた北斎と広重が描いた江戸時代の風景に、しりあがり寿氏が描きこんだ現代の文物や人々のタイムトラブルを見て、クスッと笑いながらタイムトラベル(時間旅行)を楽しめる展覧会です。

みどころ

●千代田区を描いた浮世絵パロディー4点を初公開!

施設4階にある特別研究室所蔵の歌川広重筆『名所江戸百景』(1856年)などを基に、今回の展覧会にあわせて千代田区の風景を描いた作品4点を初公開します。江戸城、国会議事堂、警視庁、電気街など、エリア毎に個性あふれる千代田の風景をしりあがり寿さんがどのように解釈したかお楽しみください。

©しりあがり寿《千代田区神田秋葉原コスプレノ図》2024年

霞ケ関に江戸城が?タイムトラブルは未来の人を困らせる?!

浮世絵に描かれた江戸の町に現代の文物と人が描きこまれた作品を見てクスッと笑える本展。これをみた未来の人たちは混乱してしまうかも?常識を破るしりあがり寿さんのパロディー作品が今も未来も笑いと混乱を巻き起こします。

左:渓斎英泉《北斎肖像画》  右:しりあがり寿《しりあがり寿自画像》 2018年

©しりあがり寿《最新料金所》2018年

©しりあがり寿《疲れてます》2018年

©しりあがり寿《台風中継》2018年

©しりあがり寿《スマホで拡大》2018年

■作家プロフィール

しりあがり寿 / Shiriagari Kotobuki(漫画家)
昭和33(1958)年生まれ。多摩美術大学を経て昭和60(1985)年「エレキな春」で漫画家としてデビュー。ギャグから社会派まで幅広いジャンルの漫画作品を手がける一方、映像、現代アートなど多方面で活躍。平成26(2014)年紫綬褒章受章。

開催概要

しりあがりさんとタイムトラブル 江戸×東京
会期:2024年4月26日(金)~2024年6月23日(日)
休館日:6月17日(月)
時間:月~木曜日・土曜日 10:00~19:00
金曜日 10:00~20:00
日曜日・祝日 10:00~17:00
※入室は閉室の30分前まで
会場:千代田区日比谷図書文化館 1階特別展示室
住所:東京都千代田区日比谷公園1-4
アクセス:都営地下鉄 三田線「内幸町駅」A7出口 徒歩3分
東京メトロ 丸ノ内線・日比谷線「霞ヶ関駅」B2出口 徒歩3分
東京メトロ 千代田線「霞ヶ関駅」C4出口 徒歩3分
JR「新橋駅」日比谷口(SL広場) 徒歩10分
※当施設に駐車場・駐輪場はございません。公共交通機関をご利用下さい。

観覧料:一般 500円、大学生・高校生 300円
千代田区民、中学生以下、障害者手帳をお持ちの方とその付き添いの方1名 無料
※住所が確認できるもの、学生証、障害者手帳などをお持ちください。
主催:千代田区立日比谷図書文化館

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