・サイズ 13.5×54.5×18.5cm
・制作年 2020
私は、銀や銅箔を自分の感性と交錯させながらガラスに 熔着し、そこに自分らしい色合いや表情、魅力的なフォルムを生み出すことを追及しています。
幾つものシリーズが誕生しましたが、共通しているのは、自然の意識をその結晶のような形として視覚化したいという思いです。
代表的なシリーズである「Natural Lace」は、網のように連なる自然の中のリズムや流れを表現した作品です。
作品内部の特徴的な表情は、ガラスと金属の融合時のエネルギーの痕跡であり、自然の事象を想起させます。
「Cross」は、複雑に交差することによって生まれる豊かな世界を表現しています。
コロナ終息の祈りを込めて制作しました。
ー塚田美登里
塚田美登里
岐阜県生まれ。
2002年富山ガラス造形研究所研究科修了。
2004年金沢卯辰山工芸工房修了後、専門員として勤務。
2011年独立。
2020年「Cross」(日本橋高島屋/ 東京)など個展多数。
2019年「密なる世界-北陸 気鋭の四作家たち-」(銀座・和光 / 東京)、2021年「工芸的美しさの行方 素材・表現・装飾」(日本橋三越本店 / 東京)などグループ展多数参加。
国際ガラス展・金沢2013 金賞など受賞多数。
フィラデルフィア美術館(アメリカ)、MUDAC美術館(スイス)、金沢21世紀美術館(石川)などに作品収蔵。
Born in Gifu.
Graduated from Toyama City Institute of Glass Art, Advanced Research Studies Program in 2002.
After working at Kanazawa Utatsuyama Craft Workshop as a professional staff, be independent from 2011.
Solo exhibitions: 2020 “Cross” Nihombashi Takashimaya (Tokyo).
Group exhibitions: 2019 “Hands-on Art Exhibition – Featuring Four Energetic Artists from Hokuriku” Wako hall (Tokyo); 2021 “Destination material of beauty of crafts, expression, decoration” Nihombashi Mitsukoshi Main Store (Tokyo).
Won many prizes including the Gold Prizes at the International Exhibition of Glass Kanazawa 2013.
Collections: Philadelphia Museum of Art (U.S.A.); MUDAC Museum (Switzerland); 21st Century Museum of Contemporary Art Kanazawa (Ishikawa).
作品