・サイズ 162.0×130.3cm
・制作年 2021
・価格 ¥1,000,000+tax
2020年5月25日のジョージ・フロイド事件は人権問題について改めて考えるきっかけになった。
この絵のそれぞれのモチーフに人権差別問題への意味が込められている。
アイヌ民族差別や、ロマ民族の迫害、アメリカで初のインディアン民族差別、ルワンダ虐殺などの要素を絵に入れた。
差別を無くす事は不可能だが、今私達には「tolerance」の心と、皆が同じ人間だという認識が必要である。
昔から夜景や家路に灯る光は、私に「一人じゃない」という安心感をもたらしてくれました。
そんな私は香港の風景に感銘を受け、ネオンサインと看板を組み合わせた作品を制作しています。
ネオンの光が希望や安らぎだとすれば、看板は進むべき方向を教えてくれる道標です。
私は理不尽なこの世界を、私が画中に描くネオンサインの希望の光で照らし、様々な社会問題について「考えるきっかけ」を作り出していくことを目指しています。
私は、最初は一人の小さな行動から始まり、それが広がることで少しずつこの状況が変わっていくことを信じています。
まるで運命を変えるデモ行進のように。
ー杉田万智
杉田万智
2000年埼玉県生まれ。
現在、女子美術大学短期大学部美術コース研究生に在籍。
2020年「Shibuya Style vol.14」(西武渋谷店 / 東京)、「Women Artists Collection『私』」(森の美術館 / 千葉)、2021年「New Age」(Up Side Down Gallery / 東京)、「nine colors XV」(西武渋谷店 / 東京、阪急うめだ本店 / 大阪)、「Joshibision」(東京都美術館)などグループ展に多数参加。
女子美術大学短期大学部2019年度卒業制作展 卒業制作賞、 第7回未来展~日動画廊美術大学学生支援プログラム~ 準グランプリ・特別賞受賞。
Born in Saitama in 2000.
Currently enrolled in the Art Course at Joshibi Junior College of Art and Design as a reseach student.
Group exhibitions: 2020 “Shibuya Style vol.14” Shibuya Seibu (Tokyo); “Women Artists Collection ‘I’ “Morino Bijutsukan (Chiba); 2021 “New Age” Up Side Down Gallery (Tokyo); “nine colors XV” Shibuya Seibu (Tokyo), Hankyu Umeda Main Store (Osaka); “Joshibision” Tokyo Metropolitan Art Museum.
Awards: Graduation Work Award at the Graduation Works Exhibition of Joshibi Junior College of Art and Design 2019; Second Grand Prix and Special Award at The 7th Future Exhibition -Support Program for Art University Students by Galerie Nichido.
作品