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・サイズ 91.0 × 73.0 × 6.0cm
・素材  dye, used clothes on styroform
・制作年 2022
・価格  ¥400,000+tax

《ARE》シリーズは私の元に集まった古着をランダムに、いろんな人に着せて木目込みしている作品になります。
昨今のメルカリやヤフオク、古着屋で服を買い、自身の着こなしで楽しむ行動を作品にしました。
日本には「人こそ人の鏡」という言葉があります。
この言葉は、「他人は自分を映す鏡のようなものであるから、他人の行動を見て自分の行いを正す 手本にせよ」という意味です。
鏡というのは心を映し出している鏡ということです。
良い手本だったら真似をして、悪い手本だったらそれをしないようするなど、人間は相互に作用しな がら、日々アップデートを繰り返している。
ある意味では目の前に写っている他人は自分自身であり、 相手から見たら私は相手自身なのかもしれません。
そう考えると何気なく他人の古着を着て楽しむ行動が、相手の心をまとっているように見えて、いとおしい! 存在動詞の“ARE”は「we」と「you」と「they」のときのみ使います。
“ARE”シリーズは、私自身のSelf-portraitでもあり、鑑賞者自身のSelf-portraitでもあります。 we “ARE” you

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江戸時代にルーツを持ち、寺社建築の端材を人形に用いることで生まれた「木目込み」という日本固有のテキスタイル技術を再解釈し、ペインティングの 手法として捉え直して、新しい絵画表現を行っています。
素材として使用する古着や廃材から、元々の持ち主に由来する身体性、時間、生の感覚、その古着が元来備えていたブランドコンセプトを汲み取り、絵画という形態に置き換えます。
呼び覚まされた物語を祈りや願いを込めて語り継ぐことで、伝統工芸特有の文化や価値を現代へとリプレイスしています。

ー谷敷 謙

I reinterpret the unique Japanese textile technique o “f Kimekomi,” which has its roots in the Edo period and was created by using scrap wood from temple and shrine buildings for dolls and reinterpret it as a painting technique to create new pictorial expressions.
I take the physicality, time and, sense of life of the original owner and the brand concept that the used clothing originally had, and translate them into the form of paintings.
By retelling the evoked stories with prayers and wishes, I am replacing the culture and values unique to traditional crafts with the present day.

ーKen YASHIKI

谷敷 謙

1983年東京都生まれ。
2009年杉野服飾大学卒業。個展多数。
2021年「intersection of Unique Clothing Weargouse」 (UNIQLO Tokyo)、「Modern Art Fair」(フランス)、 2022年「Art Busan」(韓国)、「KunstRai Art Amsterdam」 (オランダ)、「Meet Your Art Festival」(恵比寿ガーデンプレイス / 東京)などグループ展やアートフェアに多数参加。
2007年 JFW Japan Creationテキスタイルコンテスト 新人賞、 2018年第25回ユザワヤ創作大賞 グランプリ、 2019年第54回昭和会展東京海上日動賞、 アートオリンピア2019 優秀賞、 2021年神奈川県美術展工芸部門 大賞受賞。

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