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・サイズ 45.5×45.5×2.0cm
・素材  油彩、アクリル、キャンバス
・制作年 2020

作家であれば多くの場合、芸術を始めるきっかけになった作品があることと思います。
私は、高校生の時に初めて買った画集「POPART」の中で見た、ロバート・ラウシェンバーグとシュヴィッタースのジャンクアートでした。
強烈なショックを受けました。
身近な日用品を素材にアートを制作していることが、当時の貧乏学生にとっては目から鱗で、日常で目に映る全てが芸術の素材に見えました。
ジャンクアートは、戦後社会の風景と化した物質的廃棄物をコラージュしますが、私は、現代社会の風景と化した心理的廃棄物(WEBやSNSなどに残留する視覚情報)から会得した表現手法をコラージュして作品を構成させます。
自分のルーツとなる両名へのオマージュとして描いた作品です。

SOLD OUT

私は幼少期から人を描くのが好きでした。
マンガの模写で絵を学び、 美大の日本画科を卒業後、広告デザイナーとして働き始めました。
30歳の時、本業を作家活動に移しますが、数年は展覧会ごとに スタイルが変化し、照準が定まらないまま、以降4年間はアトリエに こもりました。
オリジナリティを模索して水墨作品を大量に 描きましたが、どれも消化不良に終わり、この期間は未発表でした。
このスランプをきっかけに、自分自身の本質に立ち戻り、 現在のスタイル「サイコロジカル・コラージュ」が出来上がりました。
マンガのように画面をコマで割り、内なる多様性と流動性を 反映したさまざまな表現手法を並置するこの方法は、一つの様式に 縛られずに描きたい私の性格と、デザイナーとしての編集スキルを 掛け合わせた、自分の性に合ったスタイルだと思います。
「照準が定まらない」と消極的に捉えていた自分の本質を、 開き直って肯定することで、私は作品を通じて 本音が語れるようになりました。

I first learned how to draw by copying manga.
After studying Nihonga in college, I worked as an advertising designer and later decided to make painting as my main career.
For several years, however, I could not define my artistic style.
My style changed from exhibition to exhibition and in the end, I shut myself up in my studio for four years.
This period, as a result, gave me a chance to get back to my true nature and create my current style, ‘Psycological Collage.’
In this style, various methods of expression that reflect inner diversity and fluidity are juxtaposed on a canvas that is divided into frames like manga.
Instead of negatively considering myself as an artist who is lacking focus, by acknowledging my nature, I have become able to express my true feelings through my works.

星山耕太郎

1979年東京都生まれ。
2003年多摩美術大学絵画科日本画専攻卒業。
2010年「顔の中へ」(Gallery Q / 東京)、2012年 「彼岸の考察」(Gallery百想 / 東京)、2017年「Alter Ego」(The Artcomplex Center of Tokyo)、2018年「Flyer」(日本橋髙島屋美術画廊X / 東京)、2020年「Psychological Collage」(日本橋髙島屋美術画廊X / 東京)、「Psychological Collage Ⅱ FRAGMENTS」(roid works gallery / 東京)など個展多数。
2018年 「アートの今・岡山」(天神山文化プラザ)、「Field of Now 2020」(銀座洋協ホール / 東京)などグループ展に多数参加。

Born in Tokyo in 1979.
Graduated from Tama Art University, majored in Nihonga in 2003.
Held numerous solo exhibitions including “Into the Face” at Gallery Q / Tokyo in 2010, “Study of Nirvana” at Gallery Hyakuso / Tokyo in 2012, “Alter Ego” at The Artcomplex Center of Tokyo in 2017, “Flyer” at Nihombashi Takashimaya ART GALLERY X / Tokyo in 2018, “Psychological Collage” at Nihombashi Takashimaya ART GALLERY X / Tokyo, “Psychological Collage Ⅱ FRAGMENTS” at roid works gallery / Tokyo in 2020.
Participated to various group exhibitions including “Today’s Art / Okayama” at Tenjinyama Cultural Plaza of Okayama Prefecture in 2018.

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作品