・サイズ 72.7×90.9cm
・制作年 2020
・価格  ¥800,000+tax

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梵我一如のような思想の中にこそ存在するであろう真理を、作品制作を通して模索しています。
日本画という伝統的な素材を用いて現代アートを描く私の作品のテーマは、”流動的瞬間の中にある恒常性”です。
日本人は古来より自然と共存しながら、「流動的で儚いものを在るがままに受け入れる」という精神性を、自らのアイデンティティの一部として育んできました。
私も、循環する自然の摂理の中に、儚さや、強さ、美しさを感じ、その流動的な瞬間のイメージを、主なモティーフである蝶や 花に投影しています。人生という、限られた流動的な 時間の中で、変わらない大切なものはなんなのだろう、と自問していただける瞬間を作ることができれば幸いです。

ー大竹寛子

大竹寛子

1980年岐阜県生まれ。
2011年東京藝術大学大学院美術研究科美術専攻修了。
2014年東京藝術大学エメラルド賞受賞。
2015~2016年文化庁新進芸術家海外派遣制度により ニューヨークに滞在。
2015年西武池袋本店(東京)、2016年TENRI gallery(ニューヨーク)などにて個展多数。
2019年ローマ教皇来日に伴い、バチカン市国に作品《Psyche》を寄贈。
長年研鑽を積んだ日本画の伝統的な技法を基に、箔や岩絵具を用いて新たな表現を展開している。

Born in Gifu in 1980.
Completed the graduate school of Tokyo University of the Arts in 2011.
Awaed: the Emerald Grant Award from Tokyo University of the Arts in 2014.
Has lived in New York during 2015-2016 as part of the Ministry of Culture’s overseas exchange program for upcoming artist.
Solo exhibions: 2015 at Seibu Ikebukuro (Tokyo), 2016 at TENRI gallery (NY).
Renowned in Japan and abroad for her novel expression using metal leafs and mineral rock pigments based on traditional Japanese painting techniques.

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作品