美術を中心に、工芸、建築、デザインなど
日本の芸術文化をボーダーレスにアートと捉え、
和英併記で世界に発信するバイリンガル美術書籍『ONBEAT vol.22』

定価 2,500円+税

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インタビュー・特集

【インタビュー】松山智一

多様な文化が交錯するニューヨークで20年以上活動し、日本とアメリカというルーツを持つ現代美術家・松山智一。近年は国内外で大規模な個展を次々と開催し、直近ではパリのルイ・ヴィトン財団で開催されたグループ展「ポップ・フォーエバー、トム・ウェッセルマン&…」にジェフ・クーンズや、KAWS、アイ・ウェイウェイといったスターたちと共に選抜され出品した。そんな松山が東京では初となる大規模な展覧会「松山智一展 FIRST LAST」を麻布台ヒルズギャラリーでこの春開催する。凱旋展となる本展は「自身にとって大きな意味を持つ」と語る松山に、滋賀県立美術館ディレクターの保坂健二朗が話を聞いた。

【インタビュー】 片岡真実×畠中実 「マシン・ラブ:ビデオゲーム、AI と現代アート」

ゲームエンジン、AI、 仮想現実 (VR)、生成AIなどのテクノロジーを採用した現代アートを紹介する本展は、そうした新しいテクノロジーと人類との関係を考える上で必見のプラットフォームだといえる。そんな本展を企画した片岡真実(森美術館館長)と、本展のアドバイザーを谷口暁彦と共に務めた畠中実(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]主任学芸員)の2人に話を聞いた。

【特別寄稿】 福岡伸一  手塚治虫「火の鳥」展

「動的平衡論」で知られる生物学者の福岡伸一が企画監修し、東京シティビューで好評開催中の「手塚治虫 『火の鳥』展」を大特集。マンガの神様、手塚治虫の最高傑作と称される『火の鳥』をテーマとした本展の狙いについて「動的平衡の視点から『火の鳥』の意味を読み解き、手塚治虫が描くことを約束しながら果たせなかった物語の結末を想像してみたい」と語る福岡の特別寄稿文を紹介する。

【インタビュー】 渋谷慶一郎

作品を通じてテクノロジーと人間、生と死の境界を問い続ける音楽家・渋谷慶一郎を特集。アンドロイド・オペラ「MIRROR」、ピアノソロコンサート「Keiichiro Shibuya Playing PianoーLiving Room」、NHKスペシャル『臨界世界 -ON THE EDGE-』の音楽制作、最新アルバム『ATAK027 ANDROID OPERA MIRROR』のリリースなど、直近の活動について渋谷本人に話を聞いた。

連載

長谷川祐子のハイパーサブジェクトレポート 第9回【アート・インスティチューションの新しいモデル】

国内外のビエンナーレや美術館で数々の企画を手掛け成功に導いてきたキュレーターの長谷川祐子。「多くの主観が集まった複合的な主体、あるいは主題としてまとめ切れないほど変化流動するトピックをレポートする」という長谷川の意図が込められた連載企画の第9回は「アート・インスティチューションの新しいモデル」を主題とする。

林信行のアーティスティックインスピレーション 第6回【岡本太郎代表作「太陽の塔」が2025年万博に与えたインスピレーション】

「22世紀に残すべき価値」をテーマに情報発信するジャーナリスト・林信行が、「アートは人々にどのようなインスピレーションを与え世界を変えてきたのか」を問う本企画。今回は1970年の「日本万国博覧会(大阪万博)」で発表された岡本太郎の作品「太陽の塔」が2025年の「大阪・関西万博」に与えたインスピレーションに迫る。

生駒芳子の服飾・芸術・伝統工芸 第3回【志村ふくみの世界~祈りと光と宙と~】

ファッションジャーナリスト、アートプロデューサー、伝統工芸開発プロデューサーとして、ファッション、アート、伝統工芸、デザインから、社会貢献、クール・ジャパンまで、カルチャーとエシカルを軸とした新世代のライフスタイルを提案する生駒芳子。生駒ならでの視点で注目のクリエイターやトピックを紹介する企画の第3 回は、染織家・志村ふくみの芸術世界を紹介する。

Visiting Art Collectors vol.06 サイトウ・P・ヒロヒサ

アンディ・ウォーホル、ウッディ・アレン、ホーキンズ博士といった世界的著名人を起用したCMや、ペプシマンという人気キャラクターを生み出したCMなど、数々のヒットCM作品をお茶の間に届けてきたCFプロデューサーのサイトウ・P・ヒロヒサ氏。プロデューサー、アートコレクター、そしてコラージュ作品を手掛けるアーティストという顔を持つサイトウ氏を訪ね、話を聞いた。氏の旺盛な好奇心と豊かな人間性に裏打ちされた数々の興味深いエピソードの中から、その一部を紹介する。

その他

【インタビュー】たきさわ たいへい

月間100万アクセスのWEBサイト「天下泰平」のブログ執筆者であるたきさわたいへい氏は、東日本大震災をきっかけに首都圏を離れて八ヶ岳南麓に移住し、自給自足できる循環型社会のモデル作りを目指している。一般社団法人「キブツ八ヶ岳」を立ち上げ、これまでに200名以上の八ヶ岳移住をサポート、コミュニティメンバーと共に無農薬・無肥料の自然栽培の田畑3万坪を管理している。毎年約10トンの米を生産し、コミュニティメンバー40名全員に一人当たり毎年60kgを配給する“ベーシック・インコメ”を実践中だ。最新著書『八ヶ岳【縄文特区】エンディング・ヴィレッジ構想のすべて』(ヒカルランド)を書き上げたばかりのたきさわ氏を八ヶ岳に訪ね、話を聞いた。

【インタビュー】西野正望

時間とは記憶とは何か?森羅万象の曼陀羅景を描く

【インタビュー】佐野藍

作家としての歩みを語る

【作品限定販売】

好評のONBEAT独占・作品販売企画「ONBEATが推薦する注目若手作家たち」では、新進気鋭の若手作家たちの才能溢れる作品の数々が誌面を彩る。
掲載作家:池上創、KAC、井上魁、小林望美、KOMESENNIN9、ayaka nakamura、中西瑛理香、大岩千珠、坂田あづみ、佐藤佳乃子、竹内義博、NINIGI TIGER、和田宙土、渡辺愛子、山羊蔵、山羽春季、MIRANDA YOKOTA

販売作品一覧