美術を中心に、工芸、建築、デザインなど
日本の芸術文化をボーダーレスにアートと捉え、
和英併記で世界に発信するバイリンガル美術書籍『ONBEAT vol.21』

定価 2,500円+税

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インタビュー・特集

【インタビュー】塩田千春

ベルリンを拠点として国際的に活躍するアーティスト・塩田千春が、出身地の大阪で16年ぶりに大規模な個展を開催する。「塩田千春  つながる私(アイ)」と題した同展は、 全世界的な感染症の蔓延により人類が否応なしに意識した他者との 「つながり」に対して、3つの【アイ】-「私/I」、「目/EYE」、「愛/ai」 を通じてアプローチを試みるものになるという。作品制作を通じて「生きることとは何か」、「存在とは何か」を問い続けてきた塩田にインタビューを行い、創作活動の核心に迫った。

【記事】内藤礼

美術家の内藤礼による展覧会「内藤礼 生まれておいで 生きておいで」が東京国立博物館とエルメス財団との共同企画で開催されている。6月25日に東京国立博物館でスタートした同展(9月23日まで)は、会期を一部重ね合わせながら9月7日にスタートした銀座メゾンエルメス フォーラムでの同名個展へと接続された。両館をつなぎ大きな円環を描くかたちで展開する同展を通して内藤礼の世界に迫る。

【インタビュー】シシド・カフカ

世界的にも稀なドラムヴォーカルのスタイルで2012年にデビューして以来、精力的に音楽活動を展開してきたシシド・カフカは、キャリアを重ねる中で、女優やモデル、ナレーターなどへも活動領域を広げ、多方面で活躍している。現在はハンド・ サインによる即興演奏でリズムを奏でてセッションしていくリズム・プロジェクト「el tempo(エル・テンポ)」をディレクションするなど、常に新たな領域に挑戦し続けるシシド・カフカに話を聞いた

連載

長谷川祐子のハイパーサブジェクトレポート 第8回【新しいエコロジー】

国内外のビエンナーレや美術館で数々の企画を手掛け成功に導いてきたキュレーターの長谷川祐子。連載第八回となる今回は、長谷川にエコロジーをテーマにインタビューを行い、彼女がキュレーションを手掛けた「森の芸術祭 晴れの国・岡山」と「すべてのものとダンスを踊ってー共感のエコロジーー」を拡大版で紹介する。

高橋龍太郎のニッポン現代アートの価値 第11回【日本現代美術私観】

精神科医の現代アートコレクター、高橋龍太郎の収集したいわゆる“高橋龍太郎コレクション”は、今や現代アート界の大物となった作家たちの貴重な初期作品や、後に代表作となった作品を多数含み、日本の現代アートを語る上で欠かせないものである。連載第11回となる今回は、高橋本人へのインタビューを行い、東京都現代美術館で現在開催中の「日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション」展について話を聞いた。

林信行のアーティスティックインスピレーション 第5回【アートはスティーブ・ジョブズのモノづくりにどのような影響を与えたのか】

アートは人々にどのようなインスピレーションを与え世界を変えてきたのか。タイトルとスタイルを少し変更しお届けする林信行の連載コラム。今回は林信行が1977年の創業後から注視してきたスマートフォン革命の先導者、故スティーブ・ジョブズとアートの関係を紐解いていきたい。新しい時代を切り開き続けたビジョナリーで、人々の心を動かし世界を変え続けたアントレプレナーはどんなアート作品から、どんな影響を受けていたのか。

生駒芳子の服飾・芸術・伝統工芸 第2回【ファッションの源と未来】

生駒芳子はファッションジャーナリスト、アートプロデューサー、伝統工芸開発プロデューサーとして、ファッション、アート、伝統工芸、デザインから、社会貢献、クール・ジャパンまで、カルチャーとエシカルを軸とした新世代ライフスタイルを提案し続けてきた。さまざまなジャンルにおいて豊富な経験を持つ生駒ならでの視点で捉えた注目のクリエイターやトピックを紹介する企画の第二弾は、『燃えるダンスを紡いで』『倭文』という二本の映画を題材にファッションの本質を考える。

その他

【インタビュー】Osaka Art & Design × DESIGNART 青木昭夫

アート、デザイン、インテリア、ファッションなどが東京都内各所で多彩なプレゼンテーションを開催する日本最大級のデザイン&アートフェスティバル「DESIGNART TOKYO」が、今年は 「Reframing~転換のはじまり~」をテーマに開催される。また、 DESIGNARTが総合プロデュースを手がけ大阪で昨年スタートしたイベント 「Osaka Art & Design 」は、今年も好評の内に幕を閉じた。両イベントを主導するDESIGNARTの代表・青木昭夫氏に話を聞いた。

【インタビュー】南正彦

見る者が記憶や心を重ねられる間を備えた普遍的かつ根源的な景色を描く南正彦。その「祈り」を体現する作品群や、生と死の狭間で今を生きる人間に対する真摯な眼差しは、どのように形成されたのか。2024年度の「Ronin | Globus | Onbeat Artist-in-Residence Program」で優勝し、この夏ニューヨークで1ケ月間の滞在制作と個展開催を経験した南正彦を渡米前後にインタビューした。

【インタビュー】MARINO.

自然から得たインスピレーションをもとに、半立体的な絵画として表現するMARINO.。「自然という時を描くことに挑戦し続けていきたい」と語る作家が、これまでの歩みと自身の表現について語った。

【作品限定販売】

好評のONBEAT独占・作品販売企画「ONBEATが推薦する注目若手作家たち」では、新進気鋭の若手作家たちの才能溢れる作品の数々が誌面を彩る。
掲載作家:彩蘭弥、穴澤和紗、新埜康平、廣瀬祥子、岩﨑夏子、城愛音、金丸悠児、橘川裕輔、黒木美都子、松下大一、MOYAN、西村大樹、佐藤駿 | SOYOGI BONSAI_ART、高嶋英男、浦豊、内海紗英子

販売作品一覧