美術を中心に、工芸、建築、デザインなど
日本の芸術文化をボーダーレスにアートと捉え、
和英併記で世界に発信するバイリンガル美術書籍『ONBEAT vol.18』

定価 2,500円+税

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インタビュー・対談特集

DUMB TYPE(ダムタイプ)

日本のアートコレクティブの先駆け的存在である「ダムタイプ」。昨年、第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館展示に選出されると、坂本龍一を新たなメンバーに迎え、新作《2022》を発表、その帰国展として《2022》を再構成し展示する「ダムタイプ | 2022: remap」が、アーティゾン美術館で現在開催中だ。
そんな彼女/彼らのフランスでの大規模個展なども手掛けたキュレーターの長谷川祐子を聞き手に、結成以来の中心メンバーである高谷史郎がそのクリエーションの歴史を語った。

坂本龍一

1978年のデビュー以来、半世紀近くにわたり第一線で音楽シーンを駆け抜けた音楽家・坂本龍一。今年初頭には、がんと闘病しながら制作した最新アルバム『12』を発表したが、今年3月末に逝去。
その亡くなる直前の同月中旬、『12』の発売にちなんで、デビュー作『千のナイフ』から最新オリジナルアルバム『12』まで、ONBEATが選んだ坂本龍一の12枚のオリジナルアルバムとその最新作を題材に、希代の音楽家「世界のサカモト」が各アルバムの創作秘話を語り尽くした生前最期のロングインタビューを22頁にわたり掲載。

大巻伸嗣

「存在」とは何かをテーマに制作するアーティスト・大巻伸嗣は、多種多様な素材や手法を用いて、大巻は曖昧で捉えどころのない「存在」に迫るための身体的時空間の創出を試み続けている。
現在、弘前れんが倉庫美術館で大規模個展「大巻伸嗣ー地平線のゆくえ」を開催中で、今秋、国立新美術館でも個展を開催予定の大巻が、「空間」「時間」「重力」「記憶」をキーワードに、創作の歴史と自身の思いを語る。

「跳躍するつくり手たち」展

地球環境への意識の高まりやテクノロジーの進化など、人間社会の在り方が⼤きく変化する今、人間だからこそなし得ることの重要性が改めて問い直されている。
そんな中、京都市京セラ美術館で開催中の本展の企画・監修者である川上典李子が、自然と人工、情報環境と実社会といったさまざまな関係性を軽やかにつないで再解釈する日本のアート、デザイン分野の気鋭の作家20名を語る。

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭

京都ならではの歴史的な建造物を舞台に開催され、今年11年目を迎える同展。
その質の高い展示と多彩なプログラムによって、アートファンのみならず京都の街や人々を巻き込むイベントへと成長した同フェスティバルの歩みについて、共同創設者/共同ディレクターであるルシール・レイボーズと仲西祐介が語る。

二次元派(沓名美和×中山淳雄)

日本のゲームやアニメ、オタク文化など広義の日本らしさをさす「二次元」。その文化が醸成したアートシーンを「二次元派」と名付け、展覧会を開催するキュレーターの沓名美和と、『エンタの巨匠』の著者でエンタメ社会学者の中山淳雄が「二次元派」をテーマに、アートとエンタメの観点から歴史を振り返り、未来を語る。

Tokyo Gendai(高根枝里×大林剛郎)

世界有数のアートフェア・オーガナイザーであるジ・アート・アセンブリーが新たな国際アートフェアとして今年7月に開催する「Tokyo Gendai」について、フェアディレクターの高根枝里と、アドバイザリーボードを務める現代アートコレクター大林剛郎が語る。

連載

落合陽一の視線

メディアアーティスト・落合陽一の世界を、本人の言葉と写真で紐解く連載企画。
第8回は、2022年後半以降の活動を独占インタビューで振り返るとともに、AIの画像生成による「IBMブッダ」「デジタルネイチャー・ブッダ」にまつわるエピソードなどを紹介する。

鈴木芳雄の「知新温故」

“新しき知遇を得て、古きを温ねる”。美術ジャーナリストの鈴木芳雄が、現代の美術作品をもとに、その作品に直接・間接的に影響を与えたであろう、あるいは見る側の連想をかき立てる過去の美術作品を辿り比較検証する連載企画。
第3回は、歌川国芳らの浮世絵と、奈良美智や藤田嗣治の絵画などを題材に「芸術家と猫」の関係性をひもとく。

高橋龍太郎「ニッポン現代アートの価値」(華雪)

草間彌生、村上隆、奈良美智らの、後に代表作となる貴重な初期作品などをコレクションする国内屈指の現代アートコレクターで精神科医の高橋龍太郎。
そんな高橋が自身のコレクションの逸品について語る連載第8回は、書家・華雪をテーマに「書と現代アート」を語る。

林信行の「22世紀に残すべき価値」

良い未来を生むデザイン、テクノロジー、教育、そして残すべき伝統を取材し発信するジャーナリスト林信行による連載企画。
第2回は「AIを使ったアートの制作」をテーマに、アート業界の潮流を一変させうるAI時代の到来について考察する。

映画界の美術監督たち(赤塚佳仁×杉本亮)

映画美術監督・赤塚佳仁が、日本映画界注目の美術監督たちの仕事に迫る連載企画。
第4回は2014年に『許されざる者』で日本アカデミー賞優秀美術賞を受賞した杉本亮と対談。『キャラクター』(永井聡監督)、『花束みたいな恋をした』(土井裕泰監督、坂元裕二脚本)、『影裏』(大友啓史監督)などの制作秘話を語る。

武邑光裕のすばらしい新世界へようこそ

オルダス・ハクスリーの『すばらしい新世界』と、ジョージ・オーウェルの『1984年』では、未来社会に対する恐怖を対照的に描いているが、現在の日本はその両方に対して無自覚なのではないかー。そう警鐘を鳴らすのは、NY、サンフランシスコ、ベルリンと、イノベーションを生み出す「scenius」に常に身を置き、世界の情報を読み解き続けてきたメディア美学者・武邑光裕。
「武邑塾」を主宰し、これまで多くのイノベーターたちを輩出してきた武邑による連載第三回は、「世界情勢を反映する超富裕層の動向」を通じて、ハイパー中世へと向かう現代社会を、武邑ならではの視点で読み解く。

 

Visiting Art Collectors

・脳神経外科医、メディカルスタイリスト 道下将太郎氏
脳外科医として活躍する中、株式会社Re・habilitationを創業し、昨年はアートギャラリーを併設する「AFRODE CLINIC」を開院させた。「答えがないものに向き合うという点で、死とアートは似ている」と語り、“アートの処方箋”を出すなど、命に向き合いながら独創的な診療を行う道下氏に話を聞いた。

OTHER

【対談】植島幹九郎×徳永雄太

東京大学工学部在学中に起業し、事業家・投資家として多角的にビジネスを展開している植島幹九郎氏。事業経営の傍ら、自身のビジネス脳と感性を刺激するアート作品をコレクションする同氏は、そのコレクションの一般公開に向けて「植島ミュージアム」を構想中だ。そんな同氏のコレクションの軌跡を、ARCHI HATCH代表で、同氏の中学、高校時代からの旧友でもある徳永雄太氏が聞いた。

【対談】リコーアートギャラリー×梅沢和木

株式会社リコーは、2019年11月より同社独自の技術を活用し、アーティストと共に新たな作品を生み出すプロジェクト「StareReap」を開始した。さらにそのプロジェクトの中で生まれた作品を展示販売するため、2021年6月RICOH ART GALLERYをオープン。そのこけら落としとして個展を行ったアーティスト梅沢和木と、同ギャラリーの志村直人氏、同社の技術者である林達之氏に話を聞いた。

【インタビュー】Study:大阪関西国際芸術祭 2023

アートを生かした社会課題の解決を目指す株式会社アートローグは、「2025年大阪・関西万博」に合わせて大阪で世界最大級のアートフェスティバルを開催するためのプレイベントとして「Study:大阪関西国際芸術祭」を開催している。その意義や取り組みについて、同社代表 鈴木大輔氏に話を聞いた。

【インタビュー】yutaokuda

yutaokuda(奥田雄太)は、日本とイギリスでファッションデザインを学んだ後、ファッションブランド「TAKEO KIKUCHI」でデザイナーとして活動。2016年にアーティストに転向して以来、国内外を問わず個展やグループ展に精力的に参加してきた。アーティスト転向後はモノクロームを基調とした細密画を描いていた彼は、コロナ禍をきっかけにビタミンカラーを使って鑑賞者に感謝を伝える「花」の作品を中心に発表を続けている。そんなyutaokudaがこれまでの自身の歩みを語った。

【インタビュー】タカハシマホ

タカハシマホの作品の核である「あの子」は、タカハシ自身の幼少期を可視化した少女像であり、同時に、誰の記憶の中にも存在する聖域へとつながる普遍的な存在でもある。またタカハシが作家としての独自性を獲得するきっかけにもなった「あの子」は、今、人々の心を代弁するアイコンとして自由に羽ばたき、共感を呼んでいる。そんな「あの子」の誕生秘話やその他の代表作、未来への抱負についてタカハシに話を聞いた。

【インタビュー】Rooo Lou

ミニマルなアウトラインと少ない配色で描かれたポートレート。ルーの描く人物には喜怒哀楽はないはずなのに、見る者を個別な心象へと導いていく。不思議な親近感を抱かせる彼のポップでシンプルなアートは、今多くのアート・ラヴァーたちの注目と共感を集めている。きっとその理由は、彼が描く無名的なポートレートには、鑑賞者それぞれが過去へのノスタルジーや、未来への淡い夢を投影できる余白があるからなのだろう。極限にまで簡略化された人物造形に込められた真摯な思いや、これまでの軌跡について作家本人に聞いた。

ONBEAT PICKS新井文月


【作品限定販売】

掲載作家:藤原宇希子・原田とおる・堀川由梨佳・いしばしめぐみ・MARINO.・松岡象一郎・松山賢・宮岡貴泉・水元かよこ・森田悠揮・neuronoa・大石早矢香・髙橋宣光・高屋永遠・德田竜司・辻本健輝・上田真央香・植田爽介・岩佐慎一・シシヤマザキ

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