2023年7月7日(金)~2023年7月9日(日)まで、横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)にて国際的アートフェア「Tokyo Gendai」が開催中。本アートフェアは、世界有数のアートフェア・オーガナイザーであるThe Art Assemblyが新たに開催する国際的アートフェアだ。
初開催となる本フェアは、現代アートシーンを牽引する国内外73ギャラリーが出展する。
本記事ではVIPプレビューよりGalleriesセクションから、Blum & Poe、Tomio Koyama Galleryなどを紹介する。
開催概要
主 催: The Art Assembly(ジ・アート・アセンブリー)
会 期: 2023 年 7 月 7 日[金] -2023 年 7 月 9 日[日]*7月6日(木)はVIPプレビュー
会場: 横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)
関連プログラム ※会場はすべてパシフィコ横浜 2F アネックスホール F206
◆アーティスト & コレクター ダイアログ: 桑田 卓郎 × 竹内 真
日時:7月7日(金)12:00~13:00
伝統陶芸の手法を踏襲しながらも常に進化した作品を発表し続けるアーティストの桑田卓郎と、Visional創設時よりVisional Collectionを展開する竹内真。絶えず斬新なアイディアで世界を魅了し続ける2人に、アートアンバサダーのテリー藤井がインタビューする。
◆アート & ファッション ダイアローグ: 坂井 佳奈子 × タカサキショウヘイ
日時:7月7日(金)14:00~15:00
いつの時代も革新性を提示し、クリエイティブな表現で世界に問いを投げかけるアートとファッション。両者は常に共鳴し、同時に社会的なチャレンジにも取り組んでいる。アートを軸にその影響を対話を通じて探求する。
◆ダイアローグ: 大林 剛郎 × 片岡 真実 × 名和 晃平
日時:7月7日(金)16:00~17:00
企業・美術館・アート、それぞれのフィールドから、街・コミュニティー・文化を常にチャレンジと共に進歩し牽引し続ける大林剛郎・片岡真実・名和晃平のダイアローグ。
◆バッタからオノヨーコまで: 横浜トリエンナーレとグローバル・アートの時代
日時:7月8日(土)13:00~14:00
横浜トリエンナーレの第一回を経験したの南條史生と椿昇氏迎え、グローバルアート時代のトリエンナーレについて、考察する。
◆第8回横浜トリエンナーレの展望
日時:7月8日(土)15:00~16:00
今年開催される横浜トリエンナーレであるアーティスティックディレクターのキャロル・インホワ・ルーとリウ・ディン、横浜美術館館長であり横浜トリエンナーレ組織委員会 総合ディレクターの蔵屋美香を迎え、その展望を語る。
◆アーティスト&建築家 ダイアローグ:大巻 伸嗣 × 永山 祐子
日時:7月8日(土)17:00~18:00
作品を通じて存在とは何かを問い続ける現代美術作家 大巻伸嗣、ドバイ万博や歌舞伎町タワーで注目を集める永山祐子。アジアアートパシフィックの編集長兼発行人であるエレイン W. Ng を招き、グローバルな観点から空間と人間との関係性を建築とアートといった視点で語る。
◆life actually, 日本の現代女性作家
日時:7月9日(日)13:00~14:00
第一回 Tokyo Gendai の Tsubomi ‘Flower Bud’ では、life actually, the works of contemporary japanese women (life actually, 日本の現代女性作家)を展示する。当展示の企画と構成をつとめる、笠原美智子と山田裕理に展示の成り立ちや見どころなどを、エレイン W. Ng と共に探る。
◆アーティスト・トーク: ウマー・ラシッド
日時:7月9日(日)15:00~16:00
ウマー・ラシッドの初めての日本でのトークセッションをTokyo Gendai で開催。絵画、ドローイング、テキスタイルやマルチメディア彫刻など様々なフォーマットで作品を創作しつづけるラシッド。植民地史に関する百科事典的な知識を駆使し、壮大な歴史的フィクションを表現し、正当化されたり疎外されたりする事実を内包する私たちの危うい歴史を浮き彫りにする。文化研究家の山本浩貴を聞き手に迎え、ラシッドのアーティストとしてのジャーニーを共有する。