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山口 絵理子

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「途上国から世界に通用するブランドを作る」という理念を実現すべく、株式会社マザーハウスを設立し、前進を続ける実業家兼デザイナー山口絵理子さん。彼女の波乱万丈の歩みは、その著書『裸でも生きる』や、TV番組『情熱大陸』出演を通じて紹介され、多くの人々に勇気を与え続けている。直営工場のあるバングラデシュと日本を忙しく往復する山口さんを、マザーハウス本店に訪ねた。

— マザーハウスのバッグには、“バングラデシュの木からバッグの実がなった”と形容したくなる様な、自然な風合いがありますね。手に取ってみたら、すごく軽くて、これは使いやすいなと感じました。

ありがとうございます。嬉しいです。

— 幼少期から山口さんは、かわいい服と、お絵かきが大好きだったそうですね。

大好きです。桜の木とかリンゴとかいろんなものを描いていました。父が陶芸家だったので、お皿を作ったり。家に窯と囲炉裏があったので、ずっとそこで遊んでいました。

— いずれファッションとかアートとかに携わろうっていう気持ちは、ご自身の中には無かったんですか?

小学校の時が(いじめに遭って)人生で一番辛かったのですが、それを救ってくれ、支えとなったのがお絵かきでした。「キャンバスだけが自由なんだ」って思って6年間過ごしてきました。でも、「学校が悪だ」という思いを抱え、自分の意見を6年間言わずに育つと、それを変えたいなっていう思いの方が強くなったんですね。だから、大人になったら、教育という分野で何かしたいなって思っていましたね。

— 結果的に、山口さんは自社ブランドのバッグデザイナーとして、本来の芸術的感性を生かすことになったんですね。

最初はNGOの、いわゆるフェアトレードの3,000円の商品を見た時に、ちょっと可愛くないなって思ったんですね。そこに関わっている皆さんが、人間の物欲を否定した自己犠牲を伴う活動をされているって気もして。私は物欲はあっていいし、それがちょっとした工夫で誰かの人生をハッピーにするっていうことはできるじゃないか、その力がデザインなんじゃないかって思ったんですね。それで、「本当に(バングラデシュから世界に通用する)可愛いもの作れないの?」って何度も何度も自分に問いかけたし、「いや、きっと何か作れる」と思いながらバッグを作ってきて、気がついたら8年経っていました。

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株式会社マザーハウス公式WEBサイト http://www.mother-house.jp/

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