ONBEAT

Language
  • Facebook
  • RSS

北川フラム

ブログ用大地の芸術祭作品1”
Yayoi Kusama 草間彌生 Tsumari in Bloom  花咲ける妻有 
photo : Osamu Nakamura 撮影:中村脩

今 や世界が注目する「 大地の芸術祭 越後妻有 アートトリエンナーレ」
「 瀬戸内国際芸術祭 」の総合ディレクターとして、その手腕を発揮する北川フラム氏アートフロントギャラリーでの北川氏へのインタビューと共 に「大地の芸術祭」をダイジェストで紹介する。

今回の、〈大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015〉では、「人間は自然に内包される」という理念を掲げておられます。すべてのプログラムを貫くというその理念について、改めて北川さんから語っていただけますか?

そうですね。妻有は多い時だと、一冬に八回くらい雪下ろしをしなければならない。それはとにかく大変なんですよ。だけど、雪が降った朝なんて、みーんな道路に出てきて、「大変だ」って言いながらも、みんな元気なんですね。考えても解決しない「雪が降る」という事実。それを、そういうものとして受け入れて生活している凄さ。この地域でも地震とか洪水とか、い っぱい起きています。フォッサマグナに引っかかっているので地震もめちゃくちゃ多い。それを、「自然から与えられたその場所に生きている限り、いろんなこと(天災)は、それはそういうもんだ」として受け入れている。それが僕は良いと思っている。(人間は)自然の中のひとつなのであって、自然と何かをすると言うことすらおこがましい。だから、「自然の中でしかやれないことを根本にしてやって行きたい」とずっと思っていました。自然と戦うのではなくて、「自然を受け入れた上で、どうやって行くか」ということをベースにすると、いろいろなことがヒューマンスケール(人間が活動するのに相応しい尺度)でやって行けるのではないかと考え、それを実践し続けています。一回目から全然コンセプトは変えていないんです。

なるほど。芸術家も自然からは大きなインスピレーションを受けますよね。

そう! 自然に感応するんです。人間だって自然の中に生まれて来てるわけだから。その自分の遺伝子というか、生理というものが、自然と感応しているんですね。外国のちょっと面倒くさいアーティストでも、妻有に来ると明るくなるし、元気になります。「妻有は良いぞ」という話が口コミで広がって、大ア ーティストたちが結構参加してくれています。

ブログ用大地の芸術祭作品2”

lya&Emilia Kabakov イリヤ&エミリヤ・カバコフ The Rice Field  棚田 
photo : Osamu Nakamura 撮影:中村脩

続きは AMAZONでご購入ください