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カジ・ギャスディン

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カジ・ギャスディン氏は、バングラデシュから75 年に文部省国費留学生として来日し、85 年には東京藝術大学より学術博士号を取得。
30 年以上日本に在住し、現在も故郷のバングラデシュと日本を行き来しながら、作品を発表し続けている。数年前には欧米の美術出版社から3 0 0 頁に及ぶ画集が出版されるなど、常にアートの最前線で活躍している。以前から彼のファンだったという洋画家の城戸佐和子さんがギャスディン氏を訪ね、氏の創作活動について話を聞いた。

「”自然”が僕に絵を描かせるんです。」

SK(城戸佐和子) 私は九州の福岡県で生まれ育ち、現在も福岡で活動をしているのですが、1980年代に美術雑誌でギャスディンさんの水彩作品を見て「素敵な絵を描かれる画家さんだなぁ」と思い、ずっとファンだったんです。

KG(カジ・ギャスディン) ありがとうございます。九州には、僕の作品を好む方が多いんです。福岡でも個展を開催しましたが、実際すごく好評でした。

SK なにか九州の風土は、他のアジアの国々とすごく近い雰囲気があるんです。

KG だから福岡アジア美術館にも、けっこう僕の作品が収蔵されていますよ。

SK そうですよね。やっぱり共通するものが、響き合うものがあります。実は、野見山暁治さん(ギャスディン氏の恩師)の作品も昔から大好きなんです。

KG 野見山さんは、先日開催した私の個展にも来てくれました。

SK 私が師事していた先生も野見山さんと同じ福岡県飯塚市の出身なんです。それで何か近しいものを感じて。野見山さんの作品には、泥臭い土を感じるというか。気持ちが自由だし、すごく深いものがありますね。ギャスディンさんの作品は、もちろん構図とかも素晴らしいんだけど、故郷バングラデシュの風土を感じさせる感覚が本当に素晴らしいと思います。

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